大相撲の夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)に向け、カド番の大関・安青錦(安治川)が30日、荒汐部屋に出稽古した。幕内・王鵬(大嶽)との最初の一番で突き放されて一方的に押し出されるなど、1勝2敗だった。

 続いて大関に復帰した霧島(音羽山)とは激しい相撲の末、攻めきれずに寄り切られた。その後も武器である低姿勢になれず、体を起こされた。先場所前の稽古では圧倒した霧島に2勝2敗と安青錦の本来の強さは出せなかった。

 左足小指骨折で春巡業を途中離脱したこともあり、本格的に相撲を取るのは春場所千秋楽以来。「勝ち負けではなく、自分の相撲を取ろうと思った」と計画通りだったという。霧島に28日の力士会で誘われ実現した大関同士の稽古。「強い相手とやった方が早く戻せる」と明かした。5月1日の稽古総見も参加予定で「スタートラインがいつもの場所より低いので、稽古しないといけない」と意欲的だった。

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