村上の懸命に野球に取り組む姿勢を同僚も評価している(C)Getty Images

 ホワイトソックス・村上宗隆がメジャー1年目、順調なスタートを切った。

 現地4月29日に本拠地で行われたエンゼルス戦に「3番・一塁」で先発出場。

2打数無安打も3四球とチャンスメイクに貢献、チームのサヨナラ勝ちにつなげた。

【動画】あのスイングは汚いと羨望のまなざしを受けている村上の12号アーチシーン

 2-2の延長10回無死一、二塁で打席に入った村上はこのカードで3ランを放った左腕ポメランツと再び対戦。

 圧巻の打撃を見せた村上に対し左腕はストレートの四球を与え、満塁となり、最後は一死満塁からコルソン・モンゴメリーがセンターへはじき返し、3-2とサヨナラ勝ち。これでチームはエンゼルスにサヨナラ勝ちと3連勝を果たし、首位のガーディアンズに1.5ゲーム差と迫っている。

 チームを盛り立てているのが村上の勝負強い打撃にあることは間違いないだろう。村上が5戦連発の最初の試合となった現地17日のアスレチックス戦の満塁弾以降、チームは8勝4敗と勝ち星を積み重ねており、急激に状態を上げてきた。

 村上はここまで31試合に出場、打率.236ながら本塁打は両リーグトップタイの12号をマークしている。

ルーキーイヤーで確かな歩みを見せている村上の取り組みを証言したのはホワイトソックスの同僚右腕、デービス・マーティンだった。

 米ポッドキャスト番組『Foul Territory』のXで公開された動画にマーティンが出演。その中で村上の打撃パフォーマンスに関して四球をしっかり選んでいるとした上で「打てる球がきたときは、しっかり仕留めている」と好球必打ができていると高く評価した。

 クラブハウス内の様子についても明かした。

 練習への取り組みに感心するとした上で具体的には「彼は誰よりも早く球場に来て、帰るまでずっと何かしらをやっている」「ロッカーで、1人ぼーっとしているムネを見ることはほとんどない」と常に動き回っているとした。

 さらには「常に何かをしていて、少しでも良くなろうとしている」と向上心の塊であると証言。そのことで「うちのベストプレーヤーなんだという空気になっている」と村上の取り組みがチームにもいい影響を与えているとした。

 メジャー挑戦1年目といえば、移動の激しさ、食生活の違い、初対戦となるメジャー投手との対戦データなど覚えることは山盛りともいわれる。

 その中で全身全霊をかけて野球に真摯に向き合う姿勢が伝わってくるからこそ、同僚も称賛の言葉を惜しまない。
 
 同じく海を渡ったブルージェイズの岡本和真もこの日は2試合連続のタイムリーと結果を重ねている。引き続き、日本人選手の躍動した姿が話題を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

編集部おすすめ