“お笑い”と歪な夫婦関係を掛け合わせた異色の人間ドラマを描く映画『ランニングハイ』の製作が決定。あわせてクラウドファンディングの実施も発表された。


 本作は、“ネトラレ”という刺激的な題材を入り口にしながらも、人が誰かを愛することの不器用さと、笑いによってしか生き延びられない人間の切実さを描き出す、大人の青春映画。

 芸歴12年目、名古屋を拠点に活動する漫才コンビ「ランニングハイ」のツッコミ・涌井唱。売れる兆しの見えない日々の中、支え続けてきた妻・明日香との関係は、結婚4年目にして“レス”という静かな危機を迎えた。そんな中、唱は同窓会で再会した元恋人と一夜を共にしてしまう。すべてを察した明日香は深く傷つきながらも、自身の中に芽生えた予想外の感情に戸惑い、「他の女を抱いてほしい」と唱に告げる。戸惑いながらもその言葉を受け入れた唱は、マッチングアプリでの出会いを重ね、その体験をネタとして昇華。やがてそのリアルな笑いが注目を集め、芸人としての転機を迎えていく。一方で、欲望と愛情、罪悪感と承認欲求の狭間で揺れ動く夫婦の関係は、次第に予測不能な方向へと転がっていく。誰に笑われても、それを笑いに変えるしかない。愛と欲望の境界線を軽やかに越えていく先に、ふたりがたどり着く答えとは…。

 2027年に公開を予定している映画『ランニングハイ』の製作が決定し、俳優の細田善彦が主演し、久遠明日美がヒロインを務めることも発表。監督は『愛うつつ』(2018)で『第20回TAMA NEW WAVE』でのコンペティション部門、『カナザワ映画祭2019』での「期待の新人監督」ノミネートを果たした葉名恒星が務める。
2003年にテレビドラマ『美少女戦士セーラームーン』タキシード仮面役でデビューし、その後も『仮面ライダー響鬼』『アンナチュラル』『ブラックペアン』など数多くのドラマに出演経験もある渋江譲二が企画・プロデュースを務める。

 また、製作決定に際し、クラウドファンディングの実施も発表。劇場公開までの期間を楽しめる企画で、30日からプロジェクトを開始した。
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