大型の牧羊犬種のマウイは、テレビのリモコンを「人質」に取り、おやつと引き換えに返還を求めるという驚きの交渉術を披露した。
賢いマウイは、テレビを見るには欠かせないリモコンがないとどれほど家族が困るかを知っているのだ。
この微笑ましいやり取りは、TikTokで瞬く間に拡散され、世界中の人々を笑顔にしている。
リモコンを人質に取った大型犬が身代金交渉
マウイは、テレビのリモコンを丸ごと収納して守るための「専用保護ホルダー」を口にくわえ、堂々とした足取りで部屋に現れた。
このホルダーは、犬がリモコンを直接噛んで壊したり、よだれで汚したりしないように作られた頑丈なものだが、マウイにとっては中身を守るための道具ではなく、自分がおやつをもらうための絶好の「交渉材料」であり「人質」である。
動画の中でマウイは、飼い主の目の前まで来ると、リモコンが入ったケースをしっかりくわえたままじっと動かずに立ち止まった。
まるで「この中にある大切なリモコンを返してほしければ、身代金(おやつ)を出しなさい」と交渉を持ちかけているかのような態度だ。
飼い主を思い通りに動かす知能犯マウイの正体
マウイは「オールド・イングリッシュ・シープドッグ」という、非常に知能が高いことで知られる犬種だ。
もともと牧場などで羊の群れをまとめ、人間の複雑な指示に従って動く仕事をしていた歴史があるため、人間の行動を観察してその裏をかく能力に長けている。
動画のキャプションには「マウイが取ってはいけないのに取ってしまったもの」と添えられており、リモコン以外にも靴やメガネ、スマートフォンなどが過去に「人質」にされた可能性を示唆している。
マウイは、飼い主が困るものや大切にしているものを正確に見抜き、それを奪えば、最終的におやつが手に入るという因果関係を完全に学習している。
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飼い主との交渉が成立すると、マウイはリモコンホルダーを口にくわえたちかづいてきた。
おやつが手にあることを確認すると、マウイはホルダーを口から離し、お座りをして待つ。
飼い主がおやつを置き、「交渉成立、OK!」と合図を出すと、すぐにおやつを食べはじめた。
この一連の流れから、マウイにとってリモコンを奪う行為は、確実に報酬を得るための合理的な戦略であることがわかる。
SNSのコメント欄では「マウイが飼い主を訓練しているようだ」「取引の意味を理解している」などといった感心の声が相次いだ。
でもマウイはおやつがもらえたらおとなしくリモコンを返してくれるから、誠実な交渉相手といえるだろう。











