宇都宮動物園、園内初となる室内展示場を開設 動物福祉と繁殖環境の改善を目的に、ナマケモノなどを展示します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202604157460-O9-n367xh3q】
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宇都宮動物園(所在地:栃木県宇都宮市/代表:荒井賢治)は、園内初となる室内展示場を新設し、2026年4月29日(水)より一般公開いたします。新展示エリアでは、ナマケモノのペアが宇都宮動物園に初登場します。
種 類: フタユビナマケモノ
頭 数: 2頭(オス1頭・メス1頭)
年 齢: 推定2歳以上(2頭とも)
愛 称: (オス)レガ・ヴォルバ (画像左)
(メス)ボニー・アルバル (画像右)
園路の上をゆっくりと移動する「半開放展示」を予定しており、来園者の頭上を移動する様子を間近でご覧いただけます。そのほか、ミーアキャット、モルモット、キボウシインコ、ミニブタなど5種を展示予定です。
また、新施設では獣舎の一部を来園者にもご覧いただける設計としており、これまで見えにくかった動物の行動や飼育環境の様子を観察できるようになります。
近年、動物園に求められる役割は変化しており、「見せる展示」から、動物本来の生態に沿った飼育環境を整える「動物福祉」へと重心が移りつつあります。特に、ナマケモノのような熱帯出身の動物にとっては、温度や湿度の管理が重要であり、屋内環境の整備は飼育の質に直結します。また、天候に左右されずに動物を観察できる屋内展示へのニーズも高まっています。
一方で、宇都宮動物園のような民営施設にとって、新たな施設整備は資金面・スペース面ともに大きな課題となります。今回の室内展示場は、既存のヒツジ舎を移転することでスペースを確保しました。工事費用についても、乗馬体験の売り上げや牧草・クジャクの飾り羽の販売など、日々の積み重ねによって整備してきたものです。大規模な投資が難しい中でも、日々の収益を積み重ねることで実現しました。
また、本施設の整備には、ミーアキャットの繁殖環境の改善という目的もあります。これまで繁殖自体は確認されていたものの、室温の制約により自然哺育には至っていませんでした。新たな環境では温度管理が可能となることで、繁殖から自然哺育へとつなげ、群れとしての姿をより自然な形で来園者に見ていただくことを目指しています。
登録博物館である宇都宮動物園では、動物たちの命を次へとつなげる「命の博物館」としての役割を大切にしながら、教育的価値と動物福祉の両立を目指し、飼育環境の改善に取り組んでいます。
開園以来のリニューアルとなる「なかよしらんど」の整備を進める中で、今回、宇都宮動物園として初めてとなる室内展示場を新設しました。動物福祉の視点を取り入れながら、より動物本来の行動や生態を感じていただける環境づくりを進めています。今回の室内展示場が来園者にとっても、動物の動きや鳴き声、空気感を間近で感じる体験を通して、動物への理解や関心を深めるきっかけとなることを期待しています。
新しい展示場では、動物たちの行動やくらしの様子をこれまで以上に間近で感じていただけます。環境づくりの工夫にも触れながら、動物への理解や関心を深めていただける機会となれば幸いです。
【施設詳細】
一般公開開始日 : 2026年4月29日(水・祝)
場 所 : 宇都宮動物園(栃木県宇都宮市)
展示動物(予定): フタユビナマケモノ(オス1頭・メス1頭)、ミーアキャット、モルモット、
キボウシインコ、ミニブタなど5種
獣舎見学 : 新施設内で一部をご覧いただけます
注意事項 : 動物の体調により展示内容が変更になる場合があります