女優の水村美咲が23日、大阪市内で主演映画「小春日和~Indian Summer~」(5月16日大阪先行上映、松本動監督)取材会に、由美かおるらと出席した。

 人に言えない悩みを抱え、孤立してしまった小春(水村)は家出。

現実逃避するも、心配する仲間や友人、鈴子ばあちゃん(由美)に支えられ、徐々に自分を取り戻していく物語だ。プロデューサーの楠部知子氏ががんになったことからスタートした企画。水村は「がんになったっていう報告と同時に映画を作りたいっていう話が来た。もうすでに前を見ていたので、楠部さんの思いに私も乗っかるしかない。一緒にやりたい気持ちしかなかったので即答しました」とオファーを振り返った。

 48年ぶりに映画出演を果たしたした由美は「小春ちゃんのためにどんなことがあっても頑張って生きていかないといけない。自然にそれが体の中からあふれてきて。見た後に、何が大切なんだろうかっていうことが皆さんに分かっていただけると、すごくうれしいなって思います」とほほ笑んだ。楠部プロデューサーも高齢のおばあちゃん役をダメ元で由美にオファーしたそうで「関西弁の映画なので、関西弁をしゃべれる方でリンとした方で、みんなが見てちょっと厳しいこと言われても『うん』って納得できるような方にお願いしたかった」と白羽の矢を立てたことを明かした。

 現在困難に向き合っている人にぜひ見てほしい映画とアピール。水村は「一日一歩でもいいし、私は足踏みも一歩だと思っていて、一歩でも進み続けたら必ずまた笑顔で家族と会える日が来たので、そういう困難とぶつかっている方には一歩でもいいし、足踏みでもいいから動き続けるということを大事にしてほしいなと思います」とメッセージを込めた。

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