東京商工リサーチによりますと、大阪市淀川区でコンサルティング事業を手がける「アーカス・ジャパン」が9月18日までに事業を停止し、破産申請の準備に入ったことが分かりました。負債総額は2026年3月期時点で2億4591万円ということです。

IT需要を背景に売上高6億円超を記録

アーカス・ジャパンは2020年に設立されたコンサルティング会社。顧客関係管理システムの導入支援や各種コンサルティングを展開し、企業に密着した支援手法でメディアにも取り上げられていました。人手不足に伴う自動化や省人化などIT需要の高まりを背景に、2024年3月期には売上高6億4474万円を計上していました。

飲食事業の頓挫と集団退職で売上急減

しかし、本業とは別に展開していた飲食事業などが頓挫したほか、2025年3月期には本業のコンサルティング事業も落ち込み赤字に転落。さらに2026年3月期には東京支店の従業員が集団退職したことで顧客流出が進み、売上高は2億7781万円にまで急減しました。

大幅赤字で債務超過に陥り万策尽きる

東京商工リサーチによりますと、1億円を超える大幅な赤字を計上して債務超過に陥り、資金繰りが逼迫していたということです。代表者の自宅を担保にした資金調達なども試みましたが万策尽き、今回の措置となりました。なお、同社が担っていた事業については関連会社への譲渡が検討されているということです。

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