※佐川急便が新サービスを開始。

複数のメディアが報じたところによれば、本日19日、佐川急便は宅配要員として主婦をメインにして今後2年間で1万人のパートを採用する方針を明らかにした。


雑貨など軽めの荷物を1日に30個程度、自宅周辺に配達するのが業務内容。物流業界も人手不足が深刻なため、主婦に家事や子育ての合間の時間を有効活用してもらうことが目的だ。

だが、他のライバル業者は戦々恐々だ。佐川はかつて男性配送員を「佐川男子」としてブランディングに成功、写真集も出るなどの人気になった。この“佐川主婦”たちがあらたな人気となる可能性もひめているという。

「サッカーのなでしこジャパンや、オリンピックの女性選手たちは人気があるように、汗をかいて笑顔の女性たちは人々の心を射止めるんですよ。おまけに佐川のブルーとホワイトの制服は、女性スタッフにも似合うと評判。佐川主婦パートは思わぬブレイクをするかも知れません」(エンタメ誌編集者)

そんな期待もされているのだが、パートは住宅地で自宅から半径1~3キロが担当エリアとなるというし、「近所の人にあまり見られたくない、という人も多いので」という意見もあり、採用がスムーズにいくかは未定だ。

しかし、すでに佐川急便は女性スタッフを平成23年より増やしており、行儀がいい、気配りがきくといった評判がすでにあるという。そういった声も今回のパート採用につながったとみられている。

佐川急便の1万人の女性たちが、新しい萌えやかっこよさのトレンドを作る可能性もある。そうなれば、配達は佐川主婦にお願いしたい、そんな顧客が増えるかもしれない。


文/関本尚子Related posts:
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