【冷蔵庫普及前のガチ保存食】昭和27年のレシピで「白菜漬け」仕込んでみた!塩味しっかり甘みもジュワッと♡
「キュウリの雷干し」はこの雑誌から…
「キュウリの雷干し」は、農家向けの月刊誌『家の光』の別冊付録で見つけました。『家の光』は、大正14年(1925年)に創刊されたJAグループのファミリー・マガジンです。「食と農」「暮らし」「協同」「家族」を柱に、暮らしに役立つ情報を掲載しています。
100周年を迎えた『家の光』2025年5月号には「いま、よみがえる『家の光』台所の知恵ベストセレクション」という別冊付録が付いていました。100年分の記事から厳選した「台所の知恵」を、現代でも実践しやすいようにアレンジして紹介していますよ。
『家の光』では、創刊号からさまざまな漬け物記事を紹介してきました。その中にはおもしろい形状のものも。昭和3年6月号に掲載された「雷干(かみなりぼし)」は、そのひとつ。当時は「白瓜(しろうり)」で作るレシピでしたが、短い時期にしか出回らない野菜なので、現代版はきゅうりでアレンジされていますよ。
「キュウリの雷干し」の材料と作り方
【材料】
きゅうり…5本(500g)
塩…適量(板ずり用)
塩…大さじ1(塩水用)
[A]
しょうゆ…大さじ2
みりん…大さじ2
水…大さじ2
【作り方】
1. きゅうりは両端を少し切り落とし、塩をすり込んで板ずりにします。
2. 表面がしんなりしたら洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
3. きゅうりを切ります。最初にきゅうりの中心に菜箸を刺し、貫通させます。
きゅうりの右端に包丁を斜めに入れます。
菜箸を手前にゆっくりと回しながらきゅうりを切り離さないように7~8mm幅のらせん状に切り目を入れます。
左端まで切ったら、箸を抜きます。わぁ、できた!
ほかのきゅうりも同じように切ります。
4. ボウルに水(1L、分量外)と塩(大さじ1)を入れてよく混ぜ、3を入れて30分ほど置きます。きゅうりが入るサイズのボウルがなかったので、バットで代用しました。
5. きゅうりがしんなりしたら水気を切り、ザルに並べて天日で1日干します。大きなザルがなかったので、ここでもバットと網で代用しました。
水分が抜け、500gのきゅうりが200gくらいになるまでを目安に干します。
風が強い日の朝に干して夜に重さを測ったら、500gのきゅうりが400gくらいにしかなっていませんでした。
6. 5をさっと洗い、キッチンペーパーで水気を拭いて4~5cmの長さに切ります。
7. 密閉容器に[A]を入れて混ぜ、6を加えます。途中で2度ほど混ぜながら、2~3時間漬けたら出来上がり。
冷蔵庫で3日間ほど保存できます。
翌日まで漬けたものがこちら。
いただきます!
味は控えめ、食感はカリカリ
あ、食感がいいですね。生とは違い、小気味よいカリカリ食感です。らせん状に切ってから干したので、中までカリカリしています。味付けは薄めで控えめ。調味料がしょうゆとみりんのみなので、あっさりです。変わった形が目を引き、食べるとカリポリ、おいしいですね。
きゅうりの成分
きゅうりは約95%が水分です。体内の余分な塩分を排出し、むくみを解消する働きのあるカリウムが豊富に含まれています。そのほか、β‐カロテンやビタミンCも含まれ、風邪予防や目の健康にも役立ちます。
うまくらせん状に切れるのかどうか、心配でした。やってみると不慣れですが、なんとか切れましたよ。
きゅうりが細い場合や冷たい場合は、菜箸を入れたときにパキッと割れ目が入ってしまうことがあるので、細めのきゅうりは避け、冷蔵庫から出してしばらく経ったものを使うといいかもしれません。参考にしてみてくださいね。
※本みりんにはアルコールが含まれています。未成年者・アルコールに弱い方に提供する場合は、煮詰めてアルコール分を飛ばしてからご使用ください。
参考文献:
最新改訂版 知っておきたい栄養学 監修 白鳥早奈英 学研プラス









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