2000年に第1作が公開され、その後スピンオフ作品を含めると10作以上の作品が作られてきた『X-MEN』は、マーベル・コミックス史上最長の映画シリーズでもあります。6月21日に新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』が公開されるのに合わせ、そのキャラクターデザインの魅力やマーベル愛について、モデル・デザイナーの瀬戸あゆみさんは『ケトルVOL.49』で、こう答えています。

──アメコミのビジュアル面の魅力ってどんなところですか?

「もともとわたしがアメコミ映画をすきになったきっかけは、原作コミックスのカラフルで個性的なキャラクターデザインに惹かれたから。スパイダーマンのアメリカの象徴のようなレッドとブルーの組み合わせや、ウルヴァリンのイエローのタイツに鋭いアイマスク……これがコミックタッチで描かれたものがだいすき。

しかし、もしこれがそのまま実写映画化してしまったら、マーベル作品はすべてコメディになってしまう。キャラクターの暗い過去を映し出すシーンも、次の瞬間にただのカラフルな全身タイツの男が出てきたら台無し。

映画X-MENのキャラクターデザインは、コミックスのオリジナリティも取り入れながら、洗練されていてかっこよく、クオリティがとても高い。コミックスと実写のキャラデザインを見比べて、あー、このキャラがこんなにかっこよくなるのかと興奮して楽しむことができる。魅力溢れる俳優陣がミュータントを演じるのもまた、面白い! X-MENの一つの楽しみ方として、是非ともおすすめしたい。こうしてビジュアルにもこだわるのは、MARVEL側の原作ファンへの感謝かな。愛を感じます」