【名前がスタークのアナグラムになっている】
『フューチャー&パスト』に登場する天才科学者のボリバー・トラスク博士は、ミュータントを人類の敵と考え、彼らを撲滅するために「センチネル」という強力なロボットを開発。しかしセンチネルはミュータントだけでなく、彼らを産む可能性がある人類もターゲットにし始め、世界が荒廃する原因になります。
人類を守るための発明が世界の脅威になるという筋書きは皮肉なものですが、これは同じマーベル作品である『アイアンマン』のトニー・スタークが抱えたジレンマ(アメリカを守るために強力な兵器を開発するほど、人々を苦しめるためにも使われてしまう)と似たところがあります。
しかも、この2人の互いの名前の綴りは「Trask」と「Stark」でアナグラムになっているのです。偶然と言われていますが、あまりに良くできた話のため、ファンのさまざまな憶測を呼んでいます。
【自由の女神が示す過去作とのつながり】