【宮古島】昔遊びで地域を元気にしようと「ぎっちょんプレ大会」が25日、宮古島市の狩俣小学校で行われた。野球に似た競技で、かつて狩俣区や旧城辺町、旧下地町などで盛んだった。
同区では60代以上のシニア世代が小学生時代に楽しんでいたようだ。30人余が参加し、懐かしがりながら盛り上がった。(宮古支局・又吉健次)

黄色の木材がぎっちょん。青い棒がバット。左下はぎっちょんのティー

 ぎっちょんは、長さ約10センチの細長い木材。攻撃側はこれをティーに乗せ長さ50センチのバットですくって遠くに飛ばす。守備側がノーバウンドでキャッチすればアウトになる。
 守備側が他の方法も含めてアウトにできない場合、最大3回バットで飛ばすことができる。打った場所から3度目に飛ばした距離を測り、長さがバット5本分なら攻撃側が5得点。個人競技だったが、今回は3人一組のチーム戦で行った。
 選手たちは、ぎっちょんが小さくて軽いため、思うように飛ばすことができずに苦労。それでもバット36本分の距離を飛ばすと「ホームラン」の声が響いた。
また、守備側がアウトを取ると盛り上がった。

ティーに置いたぎっちょんをバットですくって飛ばす選手=25日、宮古島市の狩俣小

 平良第一小2年の長濱拓陽さんは「守備が楽しかった。ぎっちょんを宙に浮かせて打つ場面があり、それが難しかった。また遊んでみたい」と笑顔。ある男性(67)は幼少時代の草刈り仕事を挙げ、「勝てば相手が刈った草束がもらえた。負けると夜遅くまで暗い中、草刈りをした」と懐かしそうだった。
 企画した長浜美智穂さん(62)は同大会開催のため昨年、約50年ぶりにプレーした。「攻撃でスコーンと遠くに飛ばすとすっきりする。守備側の動きを見るのも楽しい」と話す。
 長浜さんは、来年には狩俣区、2028年には宮古島市全体、その後は世界大会開催の夢を描いている。
【動画あり】野球に似た「ぎっちょん」 沖縄・宮古島の昔遊び、...の画像はこちら >>
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【動画あり】野球に似た「ぎっちょん」 沖縄・宮古島の昔遊び、30人が熱戦 参加者「遠くに飛ばすとすっきり」
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