沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し、同志社国際高校(京都府)の女子生徒(17)ら2人が亡くなった事故で、沖縄総合事務局は22日、死亡した男性船長(71)が無登録で運送したとして、海上運送法違反の容疑で中城海上保安部に告発書を提出した。
 同法は有償か無償かを問わず、他人の需要に応じて人を運送する事業は登録が必要と規定。
不屈と平和丸の2隻は登録されていなかった。国土交通省と総合事務局は学校関係者などへ事実関係を確認するなどして、事業登録が必要なケースだったかどうかを確認していた。
 調査の結果、亡くなった不屈の船長は①2023年以降毎年、同志社国際高から依頼文を受理②25年を除く3年間で6回にわたって生徒や教員を運送③どの年も学校から謝礼を受け取っていたーことが判明し、登録が必要だったと判断。無登録で運送したとして、船長を海上運送法違反容疑で刑事告発した。
 事故は3月16日午前10時10分ごろに起きた。2隻のうち前にいた不屈が転覆し、救助に向かったとされる平和丸も転覆した。平和丸に乗っていた生徒と、不屈の船長が死亡し、生徒ら14人も負傷した。

 
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【速報】辺野古転覆事故 死亡した船長を刑事告発 国、海上運送法違反容疑で海保に
(資料写真)転覆した船2隻「平和丸」(手前)と「不屈」(奥)の引き上げ作業をする海上保安庁の職員=3月16日午後1時51分、名護市・辺野古漁港
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