KinKi Kids堂本光一(45)が9日、東京・帝国劇場で上演中のミュージカル『Endless SHOCK』の2018回公演を達成し、国内演劇の単独主演回数1位を記録。カーテンコールでは「実感がない」とした上で「すべての方に感謝を申し上げたい」と語った。


 2018回公演の達成に光一は「実感がないんですよ」とポツリ。カーテンコールに集結したメインキャストの佐藤勝利(timelesz)、中村麗乃乃木坂46)、ふぉ~ゆ~(越岡裕貴松崎祐介)、島田歌穂らのほか、サプライズゲストの梅田彩佳森公美子、前田美波里(Wキャストで今作出演)、中山優馬上田竜也KAT-TUN)、米花剛史、町田慎吾、屋良朝幸今井翼を見わたし、「こうして翼や当時の後輩が駆けつけてくれて、つい最近のように思っちゃうんです。2018回やってきた気があんまりしていなくて不思議な感覚です」と率直な思いを語った。

 そして「演劇にせよ、何にせよ、お客さまがいるからこそモチベーションがあって続けられるものだと思っています。支えがなければできなかったと思うので、きょうこうして劇場にお越しくださった方や、来られなかった方もいらっしゃると思いますが、すべての方に感謝を申し上げたいと思います」とかみしめるように日頃の思いを伝えた。

 最後には「ステージに立つ仕事ってすごく怖いことでもあるのですが、皆さんの顔を拝見して、すごく幸せそうな顔って言ったら失礼なのかな。
本当に高揚した顔をしていて。こんなにも人を幸せにできる仕事に就けるって幸せなことだと思いました」としみじみ。「『SHOCK』としては終止符を打とうと考えていますが、新しい自分をお届けできたらと思っておりますし、仲間たちがたくさんいるんだなと実感できて幸せな1日になりました」と締めた。

 作・構成・演出・主演を光一が務め、2000年11月の初演『MILLENNIUM SHOCK』から続く同ミュージカルは、今年でラストイヤー。4月22日に大台の2000回を達成し、5月9日夜の部にて、森光子さんが舞台『放浪記』で1961年から2009年にかけて積み上げた国内演劇の単独主演記録2017回を超え、2018回を達成し、単独1位となった。

 今後は31日までの帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)、7、8月は梅田芸術劇場(本編のみ)、9月は博多座(本編のみ)、11月は再度帝国劇場(本編のみ)で上演する。