■『ヒエラルキー』
彼の初主演作となった本作は、上位0.01%の少数が権力を握る超エリートセレブ高校ジュシン高校に、秘密を抱える謎の転校生が来たことで彼らの世界に亀裂が生じ始めるダークな青春ドラマ。
階級(ヒエラルキー)が分かれた名門私立高校を背景に繰り広げられる、ティーンのスキャンダラスな物語という、もう完全に『ゴシップガール』の世界観!謎の転校生が来ることで、ハイカラな学生生活を送っていたお金持ちのご子息達の、過去のいろいろが暴かれていくわけです。
学園の女王で、超絶ぶっ飛びお嬢様ジェイ(ノ・ジョンウィ)を、貧しい家庭育ちの転校生カン・ハ(イ・チェミン)と、ヒエラルキーの最上位にいる御曹司リアン(キム・ジェウォン)、2人のイケメンが取り合うという最強ラブラインと、ドロっとした復讐、サスペンス要素が絡み合っていくので、全7話瞬殺で駆け抜けてしまうはず…!
イ・チェミンが演じるのは、兄の不審死の真相を追うために学校に潜入し、復讐を誓うクールでミステリアスな転校生カン・ハ。端正な顔立ちと洗練されたルックス、圧倒的な存在感に登場シーンから圧倒され、惹きつけられてしまいます。
カラッとした爽やかなキラースマイルを見せる陽の魅力と、闇堕ちしたセクシーでダークな魅力をあわせもっていて、そのギャップに翻弄されてしまうんですよね。クールさと繊細さを両立させた表情の変化に魅せられること間違いなしです。
韓ドラにしては珍しくいい意味でこざっぱりしていて観やすい&若手のイケメン勢ぞろいなので、韓ドラ初心者さんにもおすすめしたい一作です。
▼配信情報
Netflixシリーズ『ヒエラルキー』独占配信中
■『バニーとお兄さんたち』
ちょっとツンデレで、包容力あふれる“オッパ(お兄さん)”なイ・チェミンを拝みたいならコレ!本作は、初恋に失敗し、“恋愛音痴”のレッテルを貼られてしまった美大生バニー(ノ・ジョンウィ)が、大学で4人の魅力的な「お兄さんたち」と出会い、本当のときめきを探す“彼氏探し”ロマンスです。
バニーと4人のイケメンとの爽やかな恋愛模様が描かれていくのですが、4人の“オッパたち”が、個性豊かで全く異なるタイプなのがまた見応えあるところ。
クールな先輩ファン・ジェヨル(イ・チェミン)、財閥の御曹司チャ・ジウォン(チョ・ジュニョン)、ミステリアスな芸術家チョ・アラン(キム・ヒョンジン)、そして初恋の幼なじみチン・ヒョノ(ホン・ミンギ)、誰がバニーの心をつかむのか、予測不能な恋愛バトルが展開していきます。
チェミン演じるのは、クールでミステリアスな美大の先輩ジェヨル。クールであまり表情に出さないジェヨルですが、バニーが他のライバル男子に近づくと、“さりげない独占欲”を出してくるのが沼オブ沼。
そしてバニーが恋愛のドタバタで悩む時、いつもそばで彼女のペースを尊重してくれて、『暴君のシェフ』とはまたひと味違う“オッパ感”ある一面が拝めるのも良い…!酔っ払ったら本音言っちゃうかわいい一面があったり、不意に見せるさりげない優しさの全てが沼ポイントで、1話見るごとに「ジェヨル、好き!」が加速すること必至!
▼配信情報
『バニーとお兄さんたち』U-NEXTにて独占配信中
■『生まれ変わってもよろしく』
彼が多彩な魅力で演技の幅を示したのが、アン・ボヒョンとシン・ヘソンが主演を務めた『生まれ変わってもよろしく』です。
本作は前世の記憶をすべて持ったまま19回目の人生を生きる女性が、過去の運命の恋人を探す転生ラブストーリー。1000年にわたり転生を繰り返し、前世の全ての記憶を持つパン・ジウム(シン・ヘソン)は、18回目の人生で少年ムン・ソハと出会い両想いになるも、交通事故で命を落としてしまいます。19回目の人生で生まれ変わった彼女は成長してMIホテル専務となったソハ(アン・ボヒョン)と再会。過去と現在の記憶が交錯する中、2人の運命の恋が再び動き出します。
チェミンは前世の記憶を持つ主人公パン・ジウム(シン・ヘソン)と複雑な関係を持つ重要なキャラクターカン・ミンギとして登場します。ミンギはジウムと同じく前世の記憶を覚えていて、23回目の人生を生きている人物。前世と現世でジウムと関わりが深く、物語の鍵を握る“キーパーソン”として、ミステリアスな存在感で強烈な印象を残しました。
彼は3つの異なる姿(食堂のアルバイト、考古学者の教授、神官チョンウン)で登場するんですが、アルバイト時のキュートな末っ子感、教授としての知的で落ち着いたどこかセクシーな魅力、神官としての神秘的でカリスマあふれる姿。
出演分量はそんなに多くはないものの、コミカルからシリアスまで多彩な演技に魅了されること必至!今回のブレイクをすでに予感させるような、彼の強烈な存在感と演技の凄みを感じる必見の一作です。
▼配信情報
Netflixシリーズ『生まれ変わってもよろしく』独占配信中
(文:DramaWriter Nana)