有酸素、ヨガ、ピラティス…多彩な動きを繰り返す中で浮かび上がったのは、原が日々積み重ねてきた努力の軌跡。「手を抜いた自分に出会うのが怖い。だから、いつも全力で挑む」。そう語る原の言葉には、ストイックさと同時に、恐れを超えて前進しようとする熱が宿っている。
トレーニングを重ねることでポジティブになれる。食事や休養をコントロールすることで、自分をより良い状態に保てる。そしてその力は、俳優として、表現者としての原を形作っていく。「ロックを踊る自分も、ジャズを踊る自分も。悪役も、人情味のある役も。いろんな自分を見せたい」と挑み続けるために鍛え続ける。その信念が、しなやかで力強い肉体を生んだ。そこに映るのはアイドルを超え、“表現者”として進化を続ける、原の今だ。
今号はボディメイクに直接つながる表層筋ではなく、目に見えないインナーマッスルを掘り起こし、稼働させる重要性を説く特集を掲載。鍛えるべき注目の深層筋群を7つピックアップ、具体的にどの筋肉群があなたにとっての弱点なのかを、手軽にできるチェックテストであぶり出す。特別貼り込み企画としては、深層筋を呼び覚まして、なりたいカラダに導く「SPECIAL YOGA BOOK」が付属する。
ほかにも、注目のピックルボールやフライボードなどのアウトドアアクティビティ、竹馬、けん玉、靴飛ばしなどの昔ながらの外遊びで深層筋を鍛えていく提案も。深層で眠っている筋肉を掘り起こし、映えて使えるカラダになれる一冊となっている。
※「Tarzan911号通常版」と「Tarzan911号増刊号」は表紙と目次ページのみが異なり、その他の内容は同一となる。
■原嘉孝コメント
普段の筋トレとは違って、レズミルズは音楽に合わせてカラダを動かすから、すごく気持ちが高揚しました。特に“BODYBALANCE”は深層筋と表層筋の両方を使う感覚があって、効率的。ダンスにもつながると思います。撮影のために脂質や塩分を調整して絞ったので、今はもう“次のリベンジ”を考えています(笑)(本誌より)