■『2025ミスユニバーシティ日本大会』準グランプリインタビュー
能浦奈々さん
――受賞しての感想をお願いします。
「率直な感想は、嬉しい気持ちと、グランプリを目指していたのでやっぱりちょっと悔しい気持ちがあります。でもそれはそれとして、(グランプリを受賞した福岡代表・飯田)樺楽ちゃんはグランプリにふさわしいなとずっと思っていたし、今も思っています。悔しい気持ちを持っている自分は大事にしたいですけど、準グランプリをいただいたことは嬉しいですし、樺楽ちゃんはグランプリにふさわしいと思います」
――今大会を通じて一番頑張ったことはなんですか?
「自分と向き合うことです。自分の体力面であったり、時事問題に対する考え方などについてです。毎日毎日自分がどういうふうに考えているのかを突き詰めていたので、若干気持ちが迷走してしまうこともありました。でも自分自身から逃げずに向き合ってきたことが、今回一番頑張ったことだと思っています」
――現在、大学でどんなことを学んでいますか?
「私は大阪大学大学院 工学研究科 電気電子情報通信工学専攻に在籍していて、情報についてと、レーザー技術について学んでいます。昔からものづくりがすごく好きで、絶対に関わりたいと思っていて、そうしたときに、ものづくりの現場でセンサー技術に使われるものがレーザーなんです。私の大学には国内トップのレーザー装置があるので、センサー技術の元となるレーザーエネルギーについて学んでおります」
――ものづくりに強い想いを持ったきっかけは?
「それはものすごく簡単なんですが、本当に図工が好きだったんです。昔から、夏休みの課題とかワクワクしながら作っていました」
――工学専攻は女子は少ないのではないですか?
「確かに女性は少ないんですけど、性別を問わず、一人の人としてすごいと思われるようなエンジニアになりたいです」
――将来の夢を聞かせてください。
「ものづくりの現場に関わる専門のエンジニアになりたいと思います! 今、人の手で行われていて、プロフェッショナルにしかできないような仕事を後世につなげるようなデジタル技術を開発したいです」
――これをしているときが楽しい!と思うような趣味はありますか?
「私の趣味は本や漫画など様々な作品を読むことです。特に池井戸潤さんの作品などが好きです。
『ミスユニバーシティ』は『今できること』をスローガンに、本大会のプログラムを通して女子大学生の潜在的能力、魅力を引き出し、次世代のオピニオンリーダーの発掘を目的として開催。総応募者数は3000人以上。北は北海道から南は沖縄までの各地で県大会が行われ、勝ち抜いた女子大学生が日本大会へ出場。その中から今年度の「Next leader」1名を決定する。
ファイナルのステージは、ファイナリストがこの日のためにレッスンを積んだオープニングダンスで開幕。1対1の形式で行う「自己PR30秒スピーチ対決」、「ドレスウォーキング審査」「上位5名による質疑応答審査」を経て最終的にグランプリをはじめとする3位までの受賞者が決定した。
なおグランプリは福岡代表・桜美林大学・飯田樺楽さん、第3位は静岡代表・聖隷クリストファー大学・山本桃花さんが選ばれた。
【ミスユニバーシティ2025 日本大会ファイナリスト】
北海道/福本あめり/関西学院大学
宮城/奥田麻鈴/放送大学
茨城/加藤菜々海/慶應義塾大学
群馬/鈴木紅葉/日本大学・芸術学部
埼玉/鈴木結捺/早稲田大学
東京/柏木麻央/学習院女子大学
神奈川/加藤杏樹/日本大学
新潟/山田愛美/新潟大学
富山/名畑粟結/専門学校金沢美専
石川/長沢紋奈/富山県高岡看護専門学校
長野/菅原萌/学習院女子大学
岐阜/高塚雅姫/名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校
静岡/山本桃花/聖隷クリストファー大学
愛知/小林愛佳/名古屋大学
三重/松好映実/昭和医科大学
滋賀/山村珠生/神戸大学
京都/一条美輝/京都大学
大阪/能浦奈々/大阪大学大学院
兵庫/和根崎颯美/関西学院大学
奈良/宮武理子/近畿大学
和歌山/平野莉沙/近畿大学
鳥取/木下叶梨/甲南大学
広島/平田詩奈/Taylor’s大学
香川/北島こころ/創価大学
愛媛/直川紗李/大阪大学
福岡/飯田樺楽/桜美林大学
鹿児島/平江花音/鹿児島県理容美容専門学校
沖縄/松井麗/フェリス女学院大学