米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2026』(SSFF&ASIA2026)が7日、各部門の公式審査員を発表した。石井裕也監督、水野美紀、北村一輝、和田彩花らジャンルを超えたクリエイター陣が名を連ね、翌年のアカデミー賞短編部門ノミネート候補につながる作品を審査する。


 ライブアクション部門インターナショナルカテゴリーとノンフィクション部門では、映画『舟を編む』『月』などで知られる石井裕也監督、富川国際ファンタスティック映画祭短編部門セレクション委員のクリスティン・チ氏、俳優の水野美紀が審査を担当する。インターナショナルカテゴリーにはアジアを除く世界99の国と地域から2295作品、ノンフィクション部門には61の国と地域から354作品の応募があり、それぞれノミネート作品を審査する。

 ライブアクション部門アジアインターナショナルカテゴリーとジャパンカテゴリーには、サウジアラビア「レッドシー・ラボ」ディレクターのライアン・アショア氏、俳優の北村一輝、映画『国宝』を手がけたMYRIAGON STUDIOプロデュース事業部執行役員の村田千恵子氏が就任。アジアインターナショナルカテゴリーには日本を除くアジア46の国と地域から781作品、ジャパンカテゴリーには255作品が集まった。

 アニメーション部門では、元「アンジュルム」でミュージシャン・文筆家として活動する和田彩花、『映画 えんとつ町のプペル』の廣田裕介監督、デジタルハリウッド創設者の杉山知之氏が審査員を務める。世界56の国と地域から503作品の応募があり、ノミネート23作品を審査する。

 石井監督は『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞を受賞。近年も『愛にイナズマ』『本心』などを発表し、国内外で高い評価を受けている。水野は俳優業に加え脚本や演出、プロデュースでも活動の幅を広げ、現在放送中のNHK連続テレビ小説『風、薫る』にも出演中。北村は映画『沈黙のパレード』やNetflix『地面師たち』など話題作への出演が続いている。

 SSFF&ASIA2026のアワードセレモニーは、6月10日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催。ライブアクション3部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門の優秀賞と、映画祭最高賞「ジョージ・ルーカスアワード」が発表される。
チケットは7日午後2:00から販売を開始した。

 映画祭の日程は以下の通り。
・5月25日 オープニングセレモニー
・5月26日~6月9日 東京会場開催
・6月10日 アワードセレモニー
・オンライン会場は5月25日~6月30日開催

 SSFF&ASIAは、俳優の別所哲也が1999年に創設した国際短編映画祭。2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定され、現在はライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門の優秀作品が翌年のアカデミー賞短編部門ノミネート候補となる権利を獲得している。
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