本作では、トムとジェリーが時空を超えた未知の世界へ迷い込む壮大なアドベンチャーを展開。おなじみのドタバタ劇に、最新CG技術によるダイナミックな映像表現が加わり、新たな魅力を放っている。
物語は、ニューヨークで開催されていた“羅針盤巡回展”で、トムとジェリーが古代の秘宝「星の羅針盤」を誤って起動させてしまうところから始まる。まばゆい光に包まれたトムとジェリーは、数千年前の異世界“黄金の都”へタイムスリップ。そこでトムを待ち受けていたのは、予想外の展開だった――。
博物館のランタンを背負い、首から羅針盤をぶら下げて空から降ってきたトムの姿を見て、群衆は彼を伝説の“ネコ神様”だと勘違いし、大歓声を送る。すっかり調子に乗って神様のごとく振る舞うトムの前に現れたのが、内なる葛藤の象徴である「悪魔トム」だ。
筋斗雲のような雲に乗り、トライデント(三叉槍)を手にした悪魔トムは、「あいつら俺らを崇めてる。神様だってさ!早くバッジと帽子を取れ、正体がバレるぞ」と、邪悪ながらも的を射たささやきを投げかける。さらに「ジェリーに手柄を持っていかれるぞ」と畳みかけられたトムは、警備員のアルバイト中であることを隠すため、被っていた帽子をジェリーに投げつけ、そこからいつもの追いかけっこが始まってしまうことに…。まさに天使と悪魔のような、切っても切れないふたりの“関係性”がユーモラスに描かれる。
このドタバタ劇を困惑しながら見つめるのは、不死鳥仙人(CV:佐藤拓也)と、見た目はニワトリの不死鳥・フィーニー(CV:多田野曜平)。長年行方不明だった秘宝「星の羅針盤」が空から降ってきたことに驚きつつも、トムが身につけている現代の警備員バッジや帽子の文字が読めず、目の前の“奇妙なネコとネズミ”に戸惑う姿も映し出される。
果たしてトムは、“警備員のアルバイトのただのネコ”という正体を隠し通せるのか。そしてトムとジェリーは元の世界へ戻れるのか――。シリーズ初のフルCGで描かれる“史上最大級のドタバタ劇”に注目だ。
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