“史上最高のW杯”とも語り継がれる1986年メキシコ大会。当初、開催国に内定していたコロンビアが辞退したことで、突如空席となったワールドカップ開催地を巡り、世界各国が招致レースに名乗りを上げる。そんな中、“負け戦”と思われていたメキシコに奇跡を起こしたのが、本作の主人公マルティン・デ・ラ・トーレだ。
開催権獲得を目指し、メキシコが仕掛けた大胆かつ型破りな挑戦の軌跡を、虚実入り混じるブラックユーモアたっぷりに描く本作。解禁された日本版予告映像では、コネも権力も持たない平凡な男マルティンが、国内の大物に「W杯を招致してみせます。二度開催した国はまだない」と直談判する姿が映し出される。
誰もが不可能だと決めつけていたメキシコ開催に、唯一逆転の可能性を見出したマルティン。従来のセオリーを覆す斬新なアイデアと大胆な度胸を買われ、FIFAへの交渉役に抜てきされる。
そんな彼の最大の武器は、相手を翻ろうする巧みな話術と、事実さえ塗り替えてしまうような壮大なハッタリ。映像では、会場視察に訪れたFIFAの重鎮に大規模改修を悟られないよう、あたかも低コストで整備したかのように見せかけ、メキシコ開催の合理性をプレゼンする場面も見られる。
さらに、大勢の観衆を前に「この国には最高のW杯がふさわしい」と独断で宣言するなど、ルールや手順を無視した大胆な行動も炸裂。不可能と思われていた開催権獲得へと突き進む姿が、痛快なエンターテインメントとして描かれていく。
マルティンはいかにしてライバル国を出し抜き、“伝説のW杯”を実現させたのか。国家規模のプロジェクトを、ひとりの“口八丁”の男が動かしていく予測不能な展開に期待が高まる。
今年は、アメリカ、カナダ、メキシコによる3か国共同開催となる過去最大規模の「FIFAワールドカップ2026」が6月12日に開幕。メキシコは史上最多3度目の開催国として新たな歴史を刻むことになる。
またNetflixでは、ブラジルサッカー界のスター、ロナウジーニョの半生とキャリアを追った『ロナウジーニョ: ザ・ワン・アンド・オンリー』、伝説の名選手デビッド・ベッカムの栄光と苦悩に迫る『ベッカム』、そしてリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウド、キリアン・エムバペといった偉大な選手たちが激突した2022年ワールドカップの舞台裏を記録した『キャプテンズ・オブ・ザ・ワールド』など、サッカー関連作品も多数配信されている。
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