1993年の放送当時、平均視聴率27.0パーセント、最高視聴率31.9パーセントを記録し、社会現象級のブームを巻き起こした伝説の“月9”ドラマ『あすなろ白書』。甘酸っぱくも切ない恋と友情の狭間で揺れ動く大学生たちを演じ、日本中の心をつかんだ2人が、ドラマ放送から33年の時を経て夫婦役として再共演を果たす。
今回2人が演じるのは、“大学時代に出会い、長い年月を共に歩んできた夫婦”。どこか『あすなろ白書』を彷彿とさせる設定に、90年代にリアルタイムで熱狂した世代はもちろん、いまを生きる観客の心にも深く刺さる、エモーショナルなキャスティングが実現した。
筒井は、石田が演じる55歳の飯島里子の夫・重明役を演じる。大学卒業後すぐ、重明と結婚して以来、3人の息子に弁当を作り続けてきた20年間。ついに里子はお弁当作りの最終日を迎える。感無量の思いを抱きかけるが、家族の誰もそれに気づかない。モヤモヤを抱えた里子は、花屋で奮発して自分に花束を買って帰る。緊張の糸が切れて体調を崩した里子だったが、病院での“ある出会い”によって、かつて作家になる夢を抱いていたことを思い出す。そして自分の“初恋の物語”を、ノートに書き始め…。
さらに、里子と重明の三男・翔太役として、高田万作も出演。三宅唱監督作『旅と日々』での演技が評価され、第47回ヨコハマ映画祭にて最優秀新人賞を受賞するなど、今もっとも注目を集める若手俳優のひとりである高田が、最後に夫婦の元を巣立つ末っ子として、素っ気ない態度でありながら夫婦をつなぐ優しさを見せている。
また、里子が訪れる花屋の店員を鳴海唯が演じる。NHK朝の連続テレビ小説『あんぱん』で話題となり、26日より放送開始となるドラマ『100日後に別れる僕と彼』(MBS/TBS)でもヒロインを演じる鳴海。里子にさり気なく寄り添い花束を選ぶ、ささやかで“粋な”店員として物語に華を添えている。
本作は、これまでも、プッと吹き出さずにいられないユニークでどこかキュートな人間たちを、温かな眼差しで描き続けてきた沖田修一監督が、長編映画デビュー20周年となるアニバーサリーイヤーに贈る完全オリジナル新作。
年齢も、育った環境も異なる、3人の「さとこ」という女性たち。初めての恋を持て余し、妄想が暴走していく中学3年生、15歳の中井聡子(15)<姫野花春>。不倫も仕事もスランプ気味、迷走中の映画配給会社勤務、西田沙都子(35)<有村架純>。子育てがひと段落し、久々の自分時間で夢に目覚めた飯島里子(55)。そんな“さとこ”たちが、自由で、みっともなくて、愛おしい日々を【自分の物語】として書き始めたとき、3人の人生が交差していく。
■石田ひかりコメント
筒井くんとは、「とうとう夫婦になったか!時間は経ったなぁ」という気持ちです。
■筒井道隆コメント
最初に台本を読ませていただいたときに、とても優しい作品だなと思いました。そして、完成した作品は独特の世界観があり素敵な作品でした。監督も優しく現場も和やかな感じで楽しかったです。ひかりちゃんと仕事ができてうれしかったです。尊敬してますし、人生の師匠なので。

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