大河ドラマ第65作となる同作は、天下人・豊臣秀吉を支え続けた弟・秀長を主人公に据えた作品。歴史上、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とも評される名補佐役の視点から、戦国時代の激動を描くエンターテインメントとなっている。
第21回では、秀吉と小一郎が荒木村重(トータス松本)に代わり、織田と毛利の間で揺れる播磨攻略を担当。村重の仲介で出会った姫路城代・小寺官兵衛(倉悠貴)の活躍により、播磨の国衆を織田方へ取り込むことに成功する。さらに竹中半兵衛(菅田将暉)の進言を受けた秀吉は西播磨への進軍を決断し、小一郎には但馬の竹田城攻めが託される。初めて総大将として戦に臨む小一郎にとって大きな転機となる回だった。
一方で視聴者の関心を集めたのは、小一郎と慶の夫婦としての距離が大きく縮まった場面だった。与一郎とともに暮らす慶は、「こんな日が来るとは、夢にも思えませんでした。ありがとうございます」と感謝を伝え、「あなた様をババになるまでお支えいたしまする」と小一郎に語る。
2人が酒を酌み交わすのは、慶が嫁いできた日以来。「あのときとは違って、今宵のお酒はおいしゅうござりまする」と打ち明けた慶は、恥じらいながらも小一郎の肩に身を寄せる。しかし、その絶妙なタイミングで秀吉が現れ、束の間の甘い時間は幕を閉じた。
これまでどこか距離感のあった小一郎と慶だが、戦乱の時代をともに生きる中で少しずつ育まれてきた夫婦の絆が描かれた。放送後のSNSでは、「吉岡里帆のデレ演技たまらん」「こっちまでニヤニヤしちゃう」「本当に心まで夫婦になったね」「素敵なワンシーンでした」などの声が寄せられている。

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