映倫は17日、人気アニメ『ちいかわ』初の映画『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』(7月24日公開)は「G」区分と発表した。これにネット上では驚きと安堵の声が出ている。

 「G」区分は、年齢にかかわらず誰でも観覧できる、G:General Audience(すべての観客)の略号。この区分の映画の主題又は題材とその取り扱い方は、小学生以下の年少者が観覧しても動揺やショックを受けることがないように慎重に抑制されている。

 簡潔な性・暴力・麻薬や犯罪などの描写が多少含まれるが、ストーリー展開上で必要な描写に限られ、全体的には穏やかな作品である。G区分の作品には、より大人向けの作品もある。一方、幼児、小学生が観覧の主体となる作品では、より慎重な描写、表現がなされている。

 なお、そのほかの区分である「RG12」は、12歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要、「R15+」は15歳以上(15歳未満は観覧禁止)、「R18+」は18歳以上(18歳未満は観覧禁止)となっている。

 『ちいかわ』は、イラストレーターのナガノ氏がXに投稿している漫画が原作。2020年に連載がスタートし、ちいさくてかわいいキャラクターたちと、シビアな世界観のギャップが大人から子どもまで幅広い人気を博している。

 『日本キャラクター大賞』ではグランプリを獲得、また『日経トレンディ 2022年ヒット商品ベスト30』では『ちいかわ』関連商品が第2位にランクイン。2022年4月からテレビアニメが放送されている。

 映画で描かれるのは、ナガノ氏が映画のために執筆した“セイレーン編”と呼ばれる長編ストーリーで、ちいかわ達が「特別な島」への招待状をもらい島合宿に行く物語が展開。話数を追うごとにSNSのトレンドを賑わせていた、シリーズ屈指の人気エピソードが待望の映像化となり、ナガノ氏の完全監修でちいかわたちの冒険が描かれる。

 物語では、シリアスと感じるシーンもあることから、子どもにも人気な作品ということで、以前から映倫の発表を注目する声が出ていた。その中でG区分の上映となり、「PG12じゃないんだ……シリアスではあるけどグロとかはないからか」「ほんまか~?ほんまに見せてええんか~?」「PG12にしても怒られないぞ」「まあ、島編は道徳とか倫理の授業だからね」「PG12は行くかなあと思ってたけど、あれか、直接的な描写はないからか…理解できると怖い話みたいな」「よかった。お子さんも安心して観に行けるね」「よかった、子供と見に行く約束してたんだよね。とっても楽しみです」などと反応している。

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