本作は、山崎監督が手がけた国内興行収入76.5億円を記録した『ゴジラ-1.0』(2023年)の続編。前作は「第96回アカデミー賞」でアジア映画初となる視覚効果賞を受賞し、世界的な注目を集めた。最新作では、山崎監督が引き続き監督・脚本・VFXを担当し、神木と浜辺ら前作のキャストが続投。新たに田中泯、長澤まさみらが出演する。
今回の会場となったTCL・チャイニーズ・シアターは、1927年に開館したハリウッドの歴史的な劇場。932席を備える世界最大級のIMAXシアターとしても知られる。日本映画として初めて「Filmed For IMAX」に認定された本作のプレミアに、神木、浜辺、山崎監督のほか、VFXを担当した白組の植木孝行、野島達司、録音の竹内久史、音響効果の井上奈津子が参加した。
■ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム
イベントに先立ち、神木と浜辺は劇場近くのハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムを訪問。1954年の第1作『ゴジラ』の公開から50周年を迎えた2004年から「GODZILLA」の星形プレートが設置されている。神木は「たくさんの人から愛されているんだなと思いますよね。人物の名前がこの地に刻まれていく中、“ゴジラ”の名前があるんですよ!熱量を感じますよね」と感慨深げ。
ゴジラの星形プレートから目線を上げたその先に、プレミア上映会の舞台となるTCL・チャイニーズ・シアターがある。劇場内は、本作のパネルやフィギュアなどが所せましと飾られ、ゴジラ仕様に。神木は、その巨大なスクリーンと豪華な内装に「映画館に入るという感覚よりも、スタジアムに入るような感覚がします」と驚き、「ここで映画を観るのはとんでもなく贅沢なことのように感じます」とコメント。浜辺も「映画館っぽくないというか…美術館のような、歴史のある舞台のような印象を受けました。そして、こんなにも大きなスクリーンで作品を観るのは、ものすごい迫力を体感できそうですね!」と語った。
■浜辺美波、華やかな振袖姿でレッドカーペットに登場
劇場前のハリウッド大通りはイベントのために封鎖され、レッドカーペットが敷かれた。会場には高さ約2メートルのゴジラ像に加え、本作とコラボレーションした「Formula1」に参戦中の米国チーム「TGR Haas F1 Team(ハースF1チーム)」の特別仕様車も展示され、周辺はゴジラ一色に染まった。
レッドカーペットに神木と浜辺が姿を現すと、集まったファンから「RYU!」「MINAMI!」と大きな歓声が上がった。神木はスーツ姿、浜辺は白や橙色の梅の花が描かれた鮮やかなピンクの振袖姿で登場。浜辺は、これまで本作のプロモーションで黒い衣装を着ることが多かったため、ロサンゼルスでのイベントには明るい色を選んだという。
現地ファンの声援に応えながら、サインや写真撮影などのファンサービスを行った二人。
続いて登場した山崎監督には、観客から「TAKASHI!」コールが巻き起こった。監督は「この熱狂を伝えたいし、日本の映画なので日本の人たちにいち早く観てほしいなと思います!」と語り、「このTCL・チャイニーズ・シアターは世界最大級のIMAXシアターですし、『スター・ウォーズ』発祥の地でもあるから、ここで『ゴジラ-0.0』を上映できることがうれしいです!」歴史ある劇場で新作を上映できる喜びを明かした。
■「ゴジラが出るたびに拍手」900人総立ち
上映前の舞台あいさつでは、神木が英語で「皆さんこんにちは! 史上最大のゴジラ映画、これから観るのは楽しみですか?」と呼びかけ、「キャストの1人として、この『ゴジラ-0.0』と山崎監督と白組の皆さまを盛り上げるために来ました」とあいさつ。浜辺も「ロサンゼルスの熱い熱いゴジラファンの皆さんにお会いすることができてとてもうれしいです」と感謝を伝えた。
山崎監督は、前作のプレミアで体験した熱狂が続編制作の原動力になったことを明かし、「『ゴジラ-1.0』のプレミアの時に見せてくれた皆さんの熱狂的な反応や、映画館で感じたすべてのエネルギーが、僕たちに『ゴジラ-0.0』を作り上げるパワーをくれました」と振り返った。「僕たちはこの映画に100%を注ぎ込んだので、皆さんにも100%楽しんでもらえたらと思っています」と自信をのぞかせた。
上映が終了すると、会場ではスタンディングオベーションが巻き起こり、神木、浜辺、山崎監督ら7人は観客の拍手と歓声に手を振り、お辞儀をして応えた。
神木は「役者人生でゴジラの作品に出演できることになるとは思っていなかったので、人生がひっくり返るほどの出来事です」と改めて感慨を口にし、「出演させていただいた作品でこの地を踏めるのは貴重な経験なので、役者冥利につきるというか……めちゃくちゃうれしかったです」と喜びをかみしめた。
浜辺も「チャイニーズ・シアターのスクリーンがすごく大きかったので、一緒に見ていたときにお客さんの反応がすごくよかったですよね。それもすごくうれしかったです」と笑顔を見せ、「日本の皆さんに観ていただけることが本当に楽しみです」と公開への期待を語った。
山崎監督は「スタンディングオベーションをしていただけて、ここに来られて本当に良かった」と安堵し、「ゴジラが出てくるたびに拍手が沸き起こっていて、ゴジラのすごさを改めて感じました」と、現地ファンの熱狂を振り返った。
映画『ゴジラ-0.0』は11月3日より日本で公開、11月6日より北米公開される。
■舞台あいさつでのコメント
▼神木隆之介
Hello, everyone. Are you excited to see the biggest Godzilla film ever?(皆さんこんにちは!史上最大のゴジラ映画、これから観るのはたのしみですか?)
今日は皆さん来てくださってありがとうございます。キャストの1人として、この『ゴジラ-0.0』と山崎監督と白組の皆さまを盛り上げるために来ました。
▼浜辺美波
ロサンゼルスの熱い熱いゴジラファンの皆さんにお会いすることができてとてもうれしいです。
I hope you enjoy the film!(皆さんにこの映画を楽しんでいただけるとうれしいです!)
▼植木孝行(白組/VFXスーパーバイザー)
スタッフみんなで一生懸命、自分の子どもを育てるように、かわいがりながら作った映画です。子どもの門出を迎えるような心境です。おすすめのシーンは鳴神作戦のシーンです。皆さんを驚かせる出来になっていると思いますので、楽しんでください!
▼野島達司(白組/VFXコンポジター・エフェクトアーティスト)
本当に山崎監督のデザインを楽しんで表現することが出来ました。この大きなスクリーンで観るために作ってきたので、VFXシーンはもちろんですが、VFX以外のシーンも瞬きせずにご覧いただけたらなと思っています。
▼竹内久史(録音)
今回の作品は、監督の思い描く世界観、それを音で最大限表現しています。怪獣の咆哮であったり、恐怖であったり、存在感、そしてもう一つ大切な人間ドラマ、それを生かすような音作りができればいいと思っています。
▼井上奈津子(音響)
この映画は、この作品の足音の1歩目を収録するところから音響制作が始まりました。
本当に険しく長い道のりだったんですが、音響チームと、そして監督と一緒に本当に楽しく、興奮しながらこの作品を仕上げることができました。
そしてこの映画を、この劇場で皆さんと一緒に興奮できるかと思うと、本当に楽しみにしています。
▼山崎貴(監督・脚本・VFX)
戻ってきました! 去年、『ゴジラ-1.0』のプレミアでロサンゼルスに来た時、『あの興奮をもう一度味わいたい』と自分に言い聞かせたんです。『ゴジラ-1.0』のプレミアの時に見せてくれた皆さんの熱狂的な反応や、映画館で感じたすべてのエネルギーが、僕たちに『ゴジラ-0.0』を作り上げるパワーをくれました。僕たちはこの映画に100%を注ぎ込んだので、皆さんにも100%楽しんでもらえたらと思っています。
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