PC専門店「ドスパラ」を運営するサードウェーブは、旧バージョンのノートン製ウイルス対策ソフトについて、2026年5月12日以降に正常利用できなくなる可能性があるとして、ドスパラで対象PCを購入したユーザーに注意を呼びかけています。
■ 対象はプリインストール版「ノートン セキュリティ スタンダード」バージョン22.20.5.40未満
対象となるのは、主に2020年頃までに販売されたPCへプリインストールされていた「ノートン セキュリティ スタンダード」のうち、バージョン「22.20.5.40 未満」の製品で、バージョンを更新していないものとなります。
現在主流となっている「ノートン360」を利用している場合は対象外です。
対象かどうかは、タスクバー右下の通知領域にある「∧(隠れているアイコン)」をクリックし、次にノートンアイコンを右クリックして、表示される製品名から確認できると案内されています。
■ 5月11日までならライブアップデートで対応可能
対象ユーザーに対しては、2026年5月11日以前であれば、ノートンアイコンの右クリックメニューから「ライブアップデートを実行する」ことで最新版へ更新できるとしています。
また、5月12日以降もノートンを継続利用する場合は、ノートンアカウントへサインインし、旧バージョンがアカウントとひも付いているかを確認したうえで、旧バージョンをアンインストール。Web上のノートンアカウントから最新版を再インストールする方法でもアップデートできます。
なお、ノートンのサポート窓口へ問い合わせる際は、「ドスパラ(サードウェーブ)で購入したPCに入っていたノートンについて」と伝えるよう案内されています。
■ 5月12日以降、更新不能やエラーが発生する可能性
サードウェーブによると、2026年5月12日以降、該当バージョンではウイルス定義ファイルやプログラム更新が正常に行えなくなるほか、サーバーエラーや期限切れ警告が表示されるケース、新しいクライアントへの移行が正常に行えないケースなどが発生する可能性があるとのことです。
セキュリティソフトは、定義ファイルやプログラム更新を継続的に受けることで最新の脅威へ対応しています。そのため、更新不能状態に陥った場合、ソフトがインストールされたままでも十分な保護機能が維持できなくなります。
とはいえ、長期間同じPCを購入時に近い状態のまま使い続けるユーザーは珍しくなく、古いセキュリティソフトがそのまま残っているケースもあります。特に「ソフトが入っている=安全」と思い込みやすいことから、更新状態を確認していない利用者は注意が必要です。
PCは自分で購入して使うだけでなく、家族へプレゼントしたり、買い換え時に家族や知人へ譲ったりするケースもあります。現在そのPCを使っている人だけでなく、過去に該当時期のPCを譲った心当たりがある人も、念のため周囲に確認してみるとよさそうです。
<参考・引用>
ドスパラ「古いバージョンのノートン製品がご利用いただけなくなる可能性について」
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