たびたびSNSをざわつかせる「おじさん構文」「おばさん構文」。それに加えて最近では「。」を使う=怒っていると受け取られるいわゆる「マルハラ」まで登場する始末…。
なぜ受け入れられない「おじさん構文」
LINEヤフー株式会社が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」は2024年4月、全国の高校生を対象に「今年流行りそうだと思う言葉やその理由」や「誰かとLINEのメッセージや、Instagram・XのDMなどの『メッセージやDM』でやり取りするときに、やっている・意識していること」についての調査を実施。集まった980サンプルから、高校生のリアルな声を読み解いていこう。
文末に句読点『。』をつけるのもダメなの?
調査に協力した高校生のうち、約半数が「返信をせかさない」ことを意識していることが判明。さらに「文末に句読点『。
Z世代に嫌われないために…
![自称おじさん・おばさん必見!Z世代にメッセージやDMで嫌がられるやり取りとは](http://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexnews%252Ffeed%252FOtonaLife%252Fff%252FOtonaLife_otona_life232809%252FOtonaLife_otona_life232809_2.jpg,quality=70,type=jpg)
Z世代がふだんのコミュニケーションで意識していることとは?(「LINEヤフー株式会社」調べ)
若い世代は「。」をなぜ嫌がり、使わないのか…。「『。』は友だちに使うには固いように感じるから」「『。』をつけるとやり取りの内容が雑談でも堅苦しい感じになってしまうから」というリアルな声があがる一方、「目上の人とのやり取りではちゃんと『。』はつけます」という人も。
ほかにも「相手の気持ちを考える」「相手が返信したいと思ったタイミングで(返事を)してほしい」「既読スルーしていると思わせたくない」「自分が受け取って嫌だなと思ったものはしない」など、やりとりする相手に対して配慮していると答えた人が多いことがわかった。
まとめると、Z世代は「相手に嫌な思いをさせたくない」と同時に「嫌われたくない」という感情を強く抱いているようだ。そんな世代に嫌われないためには、まずは受け取る相手がメッセージを読んでどう思うかを送信前に確認することが大切だ。その上で、彼らが意識しているという「文末に句読点『。
出典元:【LINEリサーチ】
※サムネイル画像(Image:DenPhotos / Shutterstock.com)
By OTONA LIFE