第1位:『1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック』(許成準著、三笠書房)
第2位:『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ著、白根美保子訳、筑摩書房)
第3位:『うつ未満。』(精神科医Tomy著、秀和システム新社)
第4位:『この1冊でしっかりわかる Geminiの教科書』(佐倉井理冴著、SBクリエイティブ)
第5位:『体力おばけへの道 超ハードモード編』[澤木一貴著、國本充洋 (監修)、KADOKAWA]
第6位:『聞き出せる人が、うまくいく。』(荒木俊哉著、祥伝社)
第7位:『悪魔の習慣を断ち切れ』(ナポレオン・ヒル著、児島修訳、アチーブメント出版)
第8位:『定年前後のキャリア戦略』(藤井薫著、中央公論新社)
第9位:『いい人はうまくいく』(長倉顕太著、すばる舎)
第10位:『なぜ、あなたは時間に追われているのか』(吉川ゆり著、日経BP)
第11位:『「この型」を使って○○をわかりやすく説明してください。』(深谷百合子著、SBクリエイティブ)
第12位:『口下手でも選ばれる人がやっていること』(三木佳世子著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)
第13位:『イランとアメリカ、そしてイスラエル』(高橋和夫著、朝日新聞出版)
第14位:『頭のいい人が話す前に考えていること』(安達裕哉著、ダイヤモンド社)
第15位:『科学的に証明された 自律神経を整える習慣』(小林弘幸著、アスコム)
第16位:『ChatGPT経営入門』(高山智壮著、PHP研究所)
第17位:『働く親のためのサバイバルガイド』(岸畑聖月著、文響社)
第18位:『大暴落前夜』[ジム・ロジャーズ著、花輪陽子(監修)、アレックス・南レッドヘッド(翻訳)、プレジデント社]
第19位:『「わかりあえない」を越える』(マーシャル・B・ローゼンバーグ著、今井麻希子/鈴木重子/安納献訳、海士の風)
第20位:『ラーメンビジネス』(井手隊長著、クロスメディア・パブリッシング)
※本の要約サービス「flier」の有料会員を対象にした、2026年5月の閲覧数ランキング
■成功者たちの「習慣」
第1位に輝いたのは、『1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック』でした。
成功者たちは最高のパフォーマンスを生み出すライフハックを徹底的に習慣化している――。本書では、このメッセージのもと、数々の成功者たちが実践するライフハック・習慣が紹介されています。
例えば、ソフトバンクグループ創業者の孫正義さん。学生時代の孫さんは、毎日5分だけ使って、1日に1つの発明をする習慣を自らに課していました。その習慣から生まれたのが音声機能つき自動翻訳機で、孫さんはこのアイデアをシャープに売って利益を得ました。
マイクロソフト創業者のビル・ゲイツさんの習慣として注目したいのは、読書のためだけの休暇。外部からの連絡を絶ち、山荘に1週間こもることすらあったといいます。
このように、成功者たちの70のライフハックがまとめられている本書。読み進めるうちに、「試してみたい」と思えるものがいくつも見つかるはずです。
著者の許成準さんは「成功は特別な才能だけではなく、日々の小さな習慣の積み重ねによって形作られるものだと考えています」とメッセージを寄せています。「自分には才能がないから」と諦めるのではなく、後天的な行動、つまり習慣によって、成功をつかんでみませんか。
■「お金に困らない人」と「お金の不安がある人」の違い
第2位は、『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん』でした。
本書は、世界累計6600万部、日本国内でも450万部を超えるベストセラーとして知られる名著の改訂版。著者のロバート・キヨサキさんが、9歳の頃に友人の父親である「金持ち父さん」から「お金との向き合い方」を学んでいく物語形式で描かれています。
本書の最大の魅力は、子供にも理解できるようなシンプルな言葉で書かれていること。難しい専門知識がなくても読みやすく、自然とお金に関する考え方が身についていきます。
特に印象的なのは、「人は考え方によって人生が変わる」という教え。金持ち父さんは、豊かになれるかどうかは収入の額ではなく、思考や行動習慣で決まると語ります。
作中では、著者の実父である「貧乏父さん」と「金持ち父さん」の対比が描かれています。
「お金について基礎から学びたい」「投資や資産形成に興味がある」という人に、入門書としてぴったりの一冊。長年にわたり世界中で支持されている理由を、読み進めるうちに実感できるでしょう。
■「うつ病」ではないけれど不調な人
第3位は、作家としても人気を集める精神科医Tomyさんの『うつ未満。』でした。
最近、精神科医Tomyさんの診察室を「うつ病ではないが、精神的な不調を訴える人」が訪れることが増えたそうです。「うつ病」であれば薬を出したり治療を行ったりできますが、そうでない場合に医療行為はできない。そうした「うつ未満」の人に何かできないか――。本書はその思いから執筆されました。
本書の最大の特徴は、お悩み相談形式でまとめられている点。「憧れの業界に転職したけどやりがいを感じられない」「周りの友人と比べて、自分だけが停滞している気がする」「いつも身体の調子が悪くてしんどい」など、多くの人が直面する悩みに対して、精神科医としての知見をもとにした回答が並びます。
例えば「いつも身体の調子が悪い」というお悩みに対しては、「不定愁訴はスッキリ治るものではないため、上手に付き合っていくことが最適解」としたうえで、「頭がお暇」な状態にしないことの大切さが語られています。いったん症状のことを脇に置き、目の前のことや、やりたいことに集中する。そうすれば、人生を着実に歩んでいくことができるのです。
「うつ未満。」というタイトルを見て「自分のことかも」と思った人は、ぜひ手に取ってみてください。いま抱えているモヤモヤを解決するヒントが見つかるはずです。
■Geminiで生活を便利にする
続いて、4位以下から、注目の書籍をご紹介します。
第4位にランクインしたのは『この1冊でしっかりわかる Geminiの教科書』でした。
すっかり私たちの仕事と生活に浸透した生成AI。そのひとつで、Googleが開発した生成AIが「Gemini」です。
本書では、Geminiの使い方を中心に、手元の資料を使って情報を整理する「NotebookLM」や、手軽にスライドを作れる「Canvas」、画像生成AIの「Nano Banana」など、Geminiと組み合わせて使える便利なツールの使い方も丁寧に解説されています。
真っ先にマスターしたいのは、Gemini内で利用できるカスタマイズ機能「Gem」。特定の目的やタスクがある場合、GemでAIアシスタントを作成しておけば、その都度Geminiに指示を出さなくても済みます。
(1)「Gemを作成」をクリックする。
(2)「名前」に「英語翻訳アシスタント」と入力する。
(3)「カスタム指示」に、「あなたは翻訳家のプロです。英語・日本語間の自然な翻訳をサポートしてください。出力は原文と翻訳文を並べて表示します」といった役割や条件を入れる。
GmailやGoogleカレンダー、Googleスプレッドシートなど、Googleが提供した各サービスと連携して使える点が特徴のGemini。本書を教科書として、使い方をマスターすれば、あなたの仕事と生活は何倍も便利になるはずです。
■「体力おばけ」を目指す方法
第5位にランクインしたのは、『体力おばけへの道 超ハードモード編』でした。「体力には自信があったのに、最近少し体が重い気がする」「ジムやジョギングに行かない日に自宅でできる運動ルーティンを見つけたい」――そんな人にぴったりの一冊です。
本書は、ベストセラーとなった『体力おばけへの道』の続編。前作との違いは、紹介されているエクササイズがレベルアップしている点です。
休憩をあわせてもわずか数分ででき、効率よく鍛えられるのが特徴。特別な道具は必要ないのもメリットです。気になる人は本書を読んでみてください。
■コピーライターが「聞く」を重視する理由
最後にご紹介したいのが、第6位の『聞き出せる人が、うまくいく。』。
本書の著者は、電通のコピーライターとして、これまで100以上のプロジェクトに携わってきた荒木俊哉さん。『こうやって頭のなかを言語化する。』などの著書がベストセラーになっている、コミュニケーションの専門家です。
「書く」のプロというイメージの根強いコピーライターが、なぜ「聞き出す」を語るのか――。それは、荒木さんが、クライアントの言葉を丁寧に引き出すプロセスこそが良いコピーを生むと考えているからです。
なお、荒木さんによれば、聞き出す力が成果を左右するのはコピーライターに限りません。
そのメッセージのもと、本書では、安心して話せる場のつくり方や、本音を引き出すための具体的な工夫が示されています。「発言のプロセスを探る」「『出来事→感じたこと』の順で聞く」「ダメ出しを促す」など、どれもシンプルながら、荒木さん自身の豊富な経験によって導き出された、奥深い原則ばかり。
ビジネスコミュニケーションを磨きたい人に、いま一番勧めたい一冊です。
今月も、Geminiの使い方から自宅でできるトレーニング、キャリア戦略まで、幅広いジャンルの本がランクインしました。また、先月第14位だった『頭のいい人が話す前に考えていること』が第14位と、依然として多くの方に読まれています。来月はどのような本が多く読まれるのか、引き続きチェックしてまいります。
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flier編集部
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(flier編集部)

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