株式会社CAQNAL(カクナル)のメンバー対談シリーズ第3回をお届けいたします。
今回は、代表取締役の中島篤と、2026年4月より執行役員に就任した藤尾健司による対談となります。
現場の第一線を走ってきた実務家が、如何にして、ボードメンバー候補へと指名されたのか。コンサル未経験からスタートした藤尾が、どう組織のロールモデルへと進化したのか。二人の対話からカクナルの第2創業期の可能性に迫ります。
前回の対談記事はこちらからご覧ください。
https://prtimes.jp/story/detail/jbAqO4Fgpjb
対談メンバー紹介
中島篤 ナカシマ アツシ (写真左)株式会社CAQNAL(カクナル) 代表取締役
iU情報経営イノベーション専門職大学 客員教授 / 地方創生アドバイザー
1976年福島県生まれ。東北学院大学第二部経済学科卒業。在学中は株式会社紀伊國屋書店で契約社員として勤務し、昼間就業・夜間就学という二足の草鞋で過ごす。卒業後、2001年にスターバックス コーヒー ジャパン 株式会社に入社。その後、株式会社ユニクロをはじめ、複数の業界・企業で現場責任者、人事部長およびコンサルタントとして従事。2011年、東日本大震災を機に働き方改革や地方創生に関心を持ち、フリーランスとして活動後、株式会社CAQNAL(カクナル)を創立。
藤尾健司 フジオ ケンジ(写真右)
株式会社CAQNAL 執行役員
1984年愛知県生まれ。新卒で大手人材派遣企業に入社し事業推進や新サービス立ち上げを担当した後、事業や組織のコンサルタントとして独立。サービス業企業の事業推進や経営難に対してのV字回復支援等を経て、「人の重要性」を再認識し、人事職に転身。
社員1号として、泥臭く成果を出し続けた5年間
カクナル広報:藤尾さんは約15年の人事実務経験を持って入社されましたが、当初はコンサル未経験でした。まずは、どのようにしてコンサルタントとしてのキャリアを切り拓いていかれたのかお聞かせください。
藤尾:
社員1号として入社した当時のカクナルでの業務はホームページの改修やマーケティング業務が中心で、今のようなコンサルティング業務とは全く別物でした。その後、コンサルティング業務に関わる中でクライアントから「良い人材がいないか?」「この職種の採用を強化したい。」といった相談が増える中で、将来を見据えた多角的な事業展開も考慮し、ミドルクラスや人事職を対象とした人材紹介サービスを立ち上げることになりました。私が責任者として、業務委託の方1名と共に取り組みましたが、思うように成果が出ない時期が続きました。社員がまだ自分1人だけのスタートアップで、自分の給与以上の売上を上げなければならない。貢献できなければ呼ばれた意味がない。そんな責任感から、「とにかく会社にお金を生み出さないと、自分の存在意義がない。」という切迫した気持ちになっていました。
中島:
あの頃の藤尾さんは、本当になりふり構わず泥臭く学び、動いていました。例えば、案件獲得のために複数のプラットフォームに登録したいと、自ら私に提案しにきてくれました。
藤尾:
はい。必死で動く中で初めて受注したのが、プラントメンテナンス企業の採用支援でした。当時は私にとって初めてのコンサルティング案件でしたので、特別価格で支援しましたが、採用で苦戦している状況の中、私に何ができるのか。どうすれば企業の力になれるのか。を常に考えて、採用改善の提案を行い、支援企業やプラットフォーム企業の信頼を得たことが、コンサルタントとして価値提供ができる糸口になりました。
中島:
彼は現場の反応に対して非常に敏感でした。定例会でクライアントから「低くはないけど、高くもない。」という顧客満足度を感じ取るたびに、「今のままではダメだ、本当に成果を出せているのか?顧客の課題解決への正しいアプローチはなんだ?」と日々自問自答したり、私にもよく相談してくれました。そうやって企画力や資料作成、プレゼン力を磨き続けてきた結果、実務経験をコンサルティング価値へと変換することができ今の彼を作ったのだと思います。
なぜ今、藤尾健司を役員に迎えるのか
カクナル広報:このタイミングで藤尾さんを執行役員に迎えた背景には、どのような経営的判断があったのでしょうか。
中島:
カクナルをさらにスケールさせていく。改めてその意思決定をしたのが2025年です。組織が拡大して、ハイブリッドワークが中心となる中で、私一人がMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を発信するだけでは、カルチャーを隅々まで浸透させるには限界があります。
また、私自身が今年50歳という節目を迎え、カクナルも9期目となりました。世の中のトレンドに合わせ、経営の新陳代謝も必要です。5年間の苦楽を共にする中で、彼の解像度と再現度の高さには絶大な信頼を置いていました。今一番私の価値観を体現してくれる彼に、さらに視座を高めて成長してほしいと願い、バトンを渡しました。
藤尾:
私自身、入社当初から経営者になることを目標の1つにしておりました。まずは、プレイヤーとしてお客様に貢献して成果を出すことに注力しました。その後、中島さんと会社の未来について話し合ったり、経営者としての中島さんの考えや立ち居振る舞いを隣で見る中で、成果を出すだけでなく、周りから信頼され、導く言動や行動が必要と考えるようになり、少しずつ言動や行動を変えていきました。その結果、今回の大きな期待を頂いたと思っています。
肩書きが変わると、外からの見え方が劇的に変わる
カクナル広報:役員就任から間もないですが、意識の変化などはありますか?
藤尾:
外からの見え方が劇的に変わったと思います。名刺の肩書きを見たクライアントから「1年前は執行役員ではなかったよね。」と声をかけられたり、メールの署名を見たお客様からお祝いをいただいたりと、「役員」というステータスの重みを感じています。
中島:
私は安易に肩書きを出したくない主義ですが、「ポジションの重みが人を作る。」と考えています。これまでの彼の歩みを見てきて「満を持して」お願いしました。
藤尾:
今までは「中島さんに恩返しをしたい。」という個人的な軸が強かったのですが、今は「中島さんが9年かけて築いてきたカクナルを、自分のせいでマイナスにさせるわけにはいかない。次の10年はさらに発展させなければならない。」という、社内外に対する使命感、責任感が非常に高まっています。
5年で執行役員。カクナルが証明した「新たなキャリアパス」
カクナル広報:入社5年での役員就任。この実績は、今後入社するメンバーにどのような影響があると思いますか?
中島:
藤尾さんは、カクナルにおけるキャリアの可能性を示す大きな道標だと思っています。彼のような存在が先頭に立つことで、後に続くメンバーにとっても、まだ見ぬ未来のメンバーにとっても、自らの成長が組織の進化に直結するという確かな手応えを感じてもらえるはずです。
藤尾:
カクナルには手を挙げて成果を出した人が正当に評価される風土があります。今回、僭越ながら私が一つのロールモデルとなったことで、若手やキャリア入社のメンバーも「成長して成果を出したら、目指せるんだ、目指していいんだ。」と確信できたと思います。
中島:
藤尾さんのポジションが上がることは、組織が大きくなっているひとつの証とも言えると思います。
変化する経営環境の中で、いかに「場」を興し続けるか
カクナル広報:ここからは、今後の展望についてお聞かせください。
藤尾:
昨今、企業の人事機能に求められるものが急速に変化しています。少子高齢化による労働力不足、グローバル化、そしてAIの台頭。今までのように決められたことをコツコツやるだけでは通用しない、リスキリングや組織の再定義が求められる時代となりました。
中島:
経営そのものの在り方が変わってきていますよね。AIによって中低層の労働力ピラミッドが縮小する中で、経営層にはより高精度かつスピーディな意思決定が求められています。だからこそ、カクナルという組織も、より精度の高い経営判断ができる体制へ進化しなければならないと感じています。
藤尾:
まさにその通りです。だからこそ、私は既存事業の基礎をしっかり整え、そこから生まれる新たなニーズを事業開発につなげていきたいと考えています。中島さんにはよりトップの意思決定や新しい事業づくり、営業活動、広報に特化していただき、私は組織や既存の組織人事コンサル事業を守り、大きくしていくという役割分担を明確にすることで、カクナルをさらに大きくしていきます。
中島:
2030年に向けた第2創業期の5年間。
バリューを体現することが、すべての起点になる
カクナル広報:最後に、現在カクナルへの参画を検討している方へメッセージをお願いします。
藤尾:
大切なのはMVVを体現しながらやり切ること、これに尽きます。カクナルのバリューは全メンバーで1年かけて作り上げたもので、私自身、0.1ミリも違和感がありません。MVVをやり切れば必ず成果が出ます。バリューを体現すれば、成長や成果につながり、自ら手を挙げて新しい役割が全うできる。その環境を楽しんでいただきたいと思います。
カクナルのMVV詳細はこちらの記事をご覧ください。
>https://prtimes.jp/story/detail/Gx0p0vSX4jx
中島:
人に対しても組織に対しても広い好奇心を持ち、自分のWill・Can・Mustを磨いていける人と一緒に働きたいです。私も藤尾さんも、事業会社を経験してからコンサルに来ています。その両方の視点を持って「他の組織の課題を解決したい。」と思える人には、最高の環境です。熱量を持った方の参画を、心から待っています。