昨シーズン、イタリアのセリエAで優勝したナポリ。
アウレリオ・デラウレンティス会長は、個性的な人物として知られている。
映画プロデューサー兼映画監督でもあり、エンタメ界の大物でもあるのだ。父と叔父も映画監督として成功を収め、特に叔父はアカデミー賞受賞者。
同会長は、かねてより日本人選手の獲得を希望してきた人物でもある。
『The Athletic』によれば、日本映画界の巨匠である故・黒澤明監督を深く敬愛しているそう。
イタリアはワールドカップで3度の優勝を誇る『カルチョの国』だが、近年は低迷。イタリア代表は、3大会連続でワールドカップ出場を逃すことになった。
デラウレンティス会長は、サッカー好きとして育ったわけでなく、バスケットボールが好きだったとか。
「イタリアは世界で最も美しい国のひとつ。イタリアはサッカーだけで成り立っているわけではない。観光やファッション、食、そして豊かな暮らしによって成り立っている。しかし、もし3回も出場できなかったら、トップにいる者たちには一定の責任がある」と指摘。
そんな同会長は、若い世代のサッカー離れを危惧している。
「サッカーは若い世代を失うだろう。試合が長すぎる。
その愚かさを想像してみろ!私には6歳の孫がいるが、彼はサッカーのすべて知っている。
なぜなら彼はプレイステーションで遊んでいるからだ。
彼は逃げ出す…(後半が始まる)15分後に彼を取り戻せると思うか? 絶対にない!
なぜなら彼は自分の部屋に行くからだ。そこでFIFA(サッカーゲーム)を始める」
「彼らにテレビで非常にスローペースの試合を見る忍耐力はない。
もしテレビで試合を見て、特にひどい試合だったら…彼らはどうすると思う?
まずは、45分ハーフを25分に短縮することだ。
だが、ピッチに倒れて、役者のようにふざけ続けることもできないぞ!
あぁ!(と呻いて、怪我のふりをする選手がいたら)それはダメだ、出て行け(退場)!
私はレッドカードもイエローカードも絶対に使わない。
(ラグビーのシンビンのように一時退場を導入して、イエローカードなら)5分出て行け!レッドカードなら20分出て行け!だ。
もう一つ!ゴールがあまりに少ない! だからスペクタクルじゃない。
もっとゴールを増やさなければならない。
(VARで)わずか数ミリのためにゴールを取り消すなんてありえない…。オフサイドは、大幅に変えなければいけない」
同会長は、現在20チーム制のセリエAを16チームに減らすことを提案し続けている。
世界的スターだったのにW杯に一度も出られなかったレジェンド5名
試合数が多すぎるため、放送局やファンだけでなく、1シーズンに60~70試合もプレーする選手にとっても、コンテンツの質が低下していると考えているとのこと。
筆者:井上大輔(編集部)

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