昨年千葉ロッテマリーンズからMLBのロサンゼルス・ドジャースへと移籍した佐々木朗希であるが、アメリカでの挑戦は苦しいものとなっている。
昨季のポストシーズンではリリーフに転向して「秘密兵器」となり、10.2イニングを投げて防御率0.84という驚異的な数字を記録し、ロバーツ監督からクローザーを託されたほどに活躍を見せた。
しかしながら、今季はここまで7試合に先発し、33.2イニングで31奪三振を奪っているものの、防御率は5.88と振るわず。マイナー落ちも囁かれる成績の中ではあるが、それでもメジャーの一員としてキープされ続けている。
『Sports Illustrated』によれば、ドジャースの編成本部長を務めているアンドリュー・フリードマンは、なぜ佐々木をローテーションに留め続けるのか、その理由をこう説明したという。
「メジャーリーグの打者から得られるフィードバックこそが、彼にとって極めて重要なんだ。彼は本当に素晴らしい才能を持っており、投球フォームやリリースが噛み合えば、完璧なコントロールでファストボールを投げ込める。
今はまだ、それをコンスタントに見せられていないだけだ。ボールへの適応、打者を過大評価しすぎている点、あるいはメカニズムの問題かもしれない。だが、最高峰の打者と対峙し続けることこそが、それらの課題を解決する唯一の道なんだ」
ドジャースは、佐々木をメジャーの真のエースへと育てるために、この「産みの苦しみ」を受け入れる覚悟を決めているという。
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決して順風満帆な滑り出しではないが、ドジャースとフリードマンの視線は長期的な成功に向けられているようだ。
筆者:石井彰(編集部)

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