「日本人で周りの目を気にするからこそ、今の日本が成り立ってる」外国人の父を持つ元日本代表FW、自由奔放な欧州で実感した『日本文化の価値』

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今や非常に多くの日本人選手が海外でプレーするようになった。



国外に出たことで日本のよさを再確認できたり、逆に外国のよさを知ることもある。



そうしたなか、ベルギーでプレーしたことがある元日本代表FW鈴木武蔵が興味深い話をしていた。



日本人の母とジャマイカ人の父を持つ32歳の鈴木は、リオ五輪にも出場した快足アタッカー。



6歳頃までジャマイカで過ごした後は日本で育った。桐生第一高校からアルビレックス新潟に入団すると、ベルギーのベールスホットを含めて多くのチームでプレー。



現在はJ2の栃木シティに所属する武蔵は、日本代表OBである久保裕也氏のYouTubeチャンネルに出演すると、こんな話をしていた。



「エゴサする人とかもいるやん、俺全くしないから。 明日会わない人の評価を気にする必要ない。



会わない人のコメントを気にする必要ないやん。だって、会うことないんだから。そこからエゴサも一切しない。



(若い頃は)気にしてたね。エゴサとかしてたけど、なんかある時からもう一切気にしなくなった。

別になにを言われようが、俺は俺の周りの家族とか友達の世界で生きていくっていう風にもう決めたから。



表に出てたら叩かれることもあるし、称賛されることもあるし、それをもう一貫して別に興味ないっていう風にしたら、もうちょっと生き方が楽になるんじゃないかなって。いちいちそれに反応せずに自分の人生を生きれるなって思って。



(反応を気にしすぎると)周りのために生きてるやん。エゴサして、この人にこう言われたからこうやんないとみたいなとか。そういうアンチのコメントとか来て、腹立つとかあるけど…。



結構嫁のインスタとかにも来るから、黒人は出ていけみたいなとか、外国人は日本に来るなって…。



『いや、すいません。ずっと日本にいるんですけど』って全部丁寧に返信してるんだけど(笑)



俺はなんか面白くて。嫁からは『もうやめて。そういう火に油注ぐことはやめて』って言われてるんだけど、ちょっと返信させて、事実をちゃんと言わないといけないからって。嫁のにだけは、ちゃんと返信しているんだけど。

ちゃんと向き合いますよ。



ずっと日本にいるんでっていうのをね、やっぱり伝えないと。(誹謗中傷する側は)面と向かって言われたことないですからね。大体ね、隠れて言ってくるから。



(久保氏も)ベルギーとか行って多分感じたと思うけど、向こうの人ってめっちゃ自由じゃん。もうなんか自分の世界で生きてるじゃん。



それめちゃくちゃいいなって思った反面、規律とかがやっぱり日本に比べると、例えば、道路にゴミ捨てないとか、電車の時間が遅れないとか。



日本人で周りの目を気にするからこそ、今の日本が成り立ってる部分もあるから、僕はその全部は否定できないけど…。



俺の生き方はそっちの生き方じゃなくて、自分の世界で自分らしく気にせず、生きる方が自分にとって楽しいし、別に周りにそれで迷惑かけるわけじゃないから。そっちでいけたほうが気持ちも楽なんじゃないかなっていう感じですね。



もっとブッ飛んだ人がいるから俺より全然(笑)そういう人たち見ると、俺も自分の世界にもっと入り込まないとかなと思ったりするけど。



結構色々考えてブレる時期とかもあるけど、自分の生きてきた人生の失敗とか成功で自分が形成されていくから、もったいないなっていう風には思ってたね。

人に合わせて生きていくのが、人と同じことするのとか。ひねくれてるけど(笑)」



ヨーロッパで自由な生き方を発見して、気が楽になったそう。



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その一方で、日本は世間体や外聞を気にしがちだが、だからこそ規律や清潔さが保たれているとも感じたようだ。



筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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