◆SMBC日本シリーズ2026第3戦 ソフトバンク2×―1DeNA=延長10回=(27日・みずほPayPay)

 DeNA先発の東克樹投手(30)は7回6安打無失点と好投。しかし、まさかの延長10回サヨナラ負けとなった。

崖っぷちに追い込まれ「僕がやれることは限られてますけど、チームのために何ができるか考えたら、ベンチ外から盛り上げていくというか、鼓舞する。それだけかなと思う。後がなくなった状況なんで、全員が必死にくらいついて、まず1勝をもぎとりにいく姿勢を見せることが大事かなと思います」と話した。

 ハイライトは7回。1死二塁で打席には代打・山本を迎えた。今季途中までチームメート、23年には2人で最優秀バッテリーを受賞した“元相棒”をチェンジアップで投直とし、素早い身のこなしで二塁に送球。飛び出していた二塁走者もアウトにした。「ランナー出しながら、切るところを切って、何とか試合を作れた。全体的に低めに集めて、投げることができたので、結果的にゴロが多くはなった。祐大だから、とかではなく、大きなイニングだった」と話した。この日5度目の併殺奪取となり、日本シリーズ新記録も「狙い通りというか、いつも通り」と冷静だった。

 初回。

1番・正木に死球を与えたが、続く周東を遊ゴロ併殺。2回2死一、三塁では8番・海野を空振り三振に斬った。3回1死一、二塁では3番・近藤を初球のスライダーで二ゴロ併殺。4回も1死一塁で6番・山川をチェンジアップで投ゴロ併殺と翻弄(ほんろう)。5回は2死一、三塁で周東を二ゴロに仕留めた。

 6回も先頭の近藤に右前打を食らったが、4番・栗原をスライダーで空振り三振。続く柳田を遊ゴロ併殺。この日4つ目のゲッツーを奪い、さすがの投球術を見せつけた。ソフトバンク打線は「怖い」と表現。「打球を上げさせないこと。シングルヒットはOKくらいでやっていた」と、粘りに粘った89球を振り返った。

 チームは本拠地で2連敗スタート。

2年前の日本シリーズと状況は同じ状態で先発した。24年も横浜で連敗後、東が敵地での第3戦に先発し、7回1失点で白星。そこから4連勝で日本一に輝いた。今年もエースが流れを変える投球を見せた。

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