ノアではジャック・モリス、アンソニー・グリーンとともにGood Looking Guys(GLG)なるユニットを結成していたが、この日ジュニアヘビーで軍団再編があり、YO-HEY&タダスケがGLGのメンバーとして加入。ジェイクとともに入場した。ジェイクから「お前、もう休めよ。俺がノアの新しいビジネスモデルになってやる」と挑発されていた清宮だが、いつもと変わらず派手に入場。
試合は、序盤からジェイクがペースを握るが、終盤、30分を超えてから清宮が暴れるジェイクをぶっこ抜き、ジャーマンで叩きつけると、怒涛のエルボー連打。ジェイクのジャイアントキリングをカウンターで顔面に被弾しても、ゾンビのごとく起き上がり、ドラゴンスクリュー、シャイニング・ウィザードと連撃。
試合後、中嶋勝彦が現れて「ジェイク・リー、俺がここにいるってことはどういう意味か分かるか?ジェイク・リー、本物のノアを俺が見せてやるよ。俺が、ノアだ」と笑みを浮かべながら挑戦表明。これを受けたジェイクは「俺が一番闘いたかった相手だ。
勝彦は「リング上で言った通り、俺が本物のノアを見せてやる。俺がノアだ」と同じ言葉を繰り返した。
◆プロレスリング・ノア◆
『GREAT VOYAGE 2023 in YOKOHAMA』
2023年3月19日
神奈川・横浜武道館
観衆 1308人
▼GHCヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
<王者>●清宮海斗(35分36秒 片エビ固め)ジェイク・リー○<挑戦者>
※串刺しフロントハイキック
※第41代王者が5度目の防衛に失敗、ジェイクが第42代王者となる。
(どら増田 / 写真©︎NOAH)