6日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)で、5日に心筋梗塞のために死去したムツゴロウさんこと、作家の畑正憲氏を追悼。しかし、番組内で使われたある映像が波紋を広げている。


 生涯を通じ、動物を愛し続けてきたことで知られているムツゴロウさん。番組では、ムツゴロウさんが3年間、24時間通してヒグマを自分の子どものように育てたというエピソードや、北海道に「動物王国」を作ったことなどを改めて振り返った。

 また、番組では2014年に放送された『ダウンタウンDX』(同)がムツゴロウさんを取材した際の映像を放送。北海道で動物と暮らすムツゴロウさんに密着した映像で、リスに手から直接クルミを与えたり、独特の呼び声で森に放牧している大勢の馬を呼び寄せる姿などが映されていた。

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 しかし、その中でムツゴロウさんは朝食のカレーを床に座って食べ、スプーンから直接大型犬に与える場面が。さらに、ムツゴロウさんが一度口に入れたカレーを舌の上に出してみせると、犬は口から直接カレーを食べていた。


 なお、犬にカレーは禁忌。玉ねぎで中毒になる可能性があるほか、香辛料などの刺激物で体調を崩す危険がある。また、カレーそのものに玉ねぎが入っていなくても、市販のルーには玉ねぎエキスや玉ねぎの加工品が練り込まれている場合が多い。

 そのため、この映像にネット上からは「犬にカレー食わせてたのか」「犬にカレーは駄目だよ」「カレーを犬に食わすな」といった声が集まることに。さらに、「追悼なのになぜ物議を醸すような映像流すの?」「この映像使うなよ」「番組の判断がおかしい」とこの映像を使う判断をした番組側への疑問の声も多く集まっている。

 せっかくの追悼映像にも関わらず、波紋を広げるような映像を使用した『ミヤネ屋』。
余計な批判が集まることになってしまっていた。