中国国家鉄路集団(以下、国家鉄路)が7月20日に明らかにしたところによると、今年上半期には鉄道貨物輸送の市場化改革が引き続き進められ、物流効率とサービスの質が向上しました。国家鉄路による貨物輸送量は前年同期比3.0%増の19億8000万トンに達したとのことです。

国家鉄路が1月から6月までに輸送した石炭は10憶2000万トンで、うち6億9500万トンが発電用石炭でした。鉄道から石炭を直接に受け取る発電所の石炭貯蔵は高い水準を維持しています。また、鉱山建設用資材の輸送量は前年同期比19.7%増、製錬用物資では同8.6%増、食糧(主食類)では同9.8%増でした。

中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車の中欧班列は今年上半期、安定して運行されました。中国と中央アジアを結ぶ定期貨物列車の中亜班列では前年同期比25%増の7349本が運行され、中国・ラオス鉄道では前年同期比9%増の302万9000トンの貨物が越境輸送されるなどで、経済貿易の国際的な往来が力強く促進されました。(提供/CRI)

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