中国・四川省に向かう飛行機内で乗客同士が殴り合う騒動があった。

中国メディアによると、騒動があったのは21日。マレーシア・クアラルンプールから中国・四川省の成都天府国際空港へ向かうエアアジアD7326便の機内で、前後の座席の乗客が口論となった。

現場で撮影された映像には、当事者の乗客らが客室乗務員や周囲の乗客による制止を聞かず、互いにつかみ合い、激しく殴り合う様子が映っている。機内は騒然となり、泣き出す子どももいたという。なお、当事者らは四川省の方言を話していたとみられる。

現場を目撃した乗客は「もうすぐ着陸って時に、ちょっとした口論からいきなり殴り合いになった。あまりにも非常識だ」と語った。同機が着陸後、空港の公安局に対応が引き継がれたという。

公安局の22日の通知によると、34歳の男が男女4人の一行の話し声が大きいことを注意したことが騒動のきっかけだった。34歳の男および37歳と38歳の女の3人には行政拘留処分が、38歳と39歳の男の2人には罰金が科されたという。(翻訳・編集/北田)

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