多国籍自動車メーカーのステランティスは現地時間7月21日、米政府の関税引き上げなどを受け、今年上半期に23億ユーロの赤字になる恐れがあると明らかにしました。

ステランティスはフィアットやプジョー、クライスラー、ジープなどの自動車ブランドを有しています。

北米市場での販売台数が下落を続けており、うち今年第2四半期(4~6月)の販売台数が前年同期比25%減少しました。米関税政策が大幅な下落の主な原因だとしています。

ステランティスは、米政府が輸入車に25%の関税を課すと発表した4月3日に、メキシコとカナダのいくつかの組立工場の生産を一時停止するとともに、米ミシガン州とインディアナ州の労働者900人を一時解雇すると発表しました。(提供/CRI)

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