米メディアは現地時間8月2日、関税政策によるコスト上昇の影響で、米国の販売業者は製品の販売価格の引き上げを余儀なくされており、このことは、米国の消費者が陳列棚に並ぶ商品の相次ぐ値上がり分を負担せざるをえないことを意味すると報じました。
米国商務省によると、パソコンは米国が昨年に輸入した主要な商品の一つです。
また、衣料品について関税の影響も顕在化しています。米国の消費者は、短期間のうちに靴類価格が40%、衣類価格が38%上昇したと気付いたかもしれません。長期的に見れば靴類価格は19%、衣類では17%も上昇する可能性があります。
イェール大学予算研究所はまた、米国が輸入品に課す平均実効関税率は1934年以降の最高水準となる18.3%に達し、2025年には米国の1世帯当たりの平均支出を2400ドル(約36万円)増加させると指摘しました。(提供/CRI)