新疆ウイグル自治区ハミ市の砂漠地域に位置する太陽光・太陽熱ハイブリッド発電実証拠点が運用を開始し、中国の砂漠気候帯における太陽光・太陽熱協調開発技術実証の空白を補ったことが19日、大唐集団への取材で分かった。
実証拠点とは、特定のプロジェクトに対し実際の運転試験と検証を行う施設で、関連分野の発展に科学的根拠と指導を提供するものだ。
大唐技術経済研究院実証拠点責任者の王濤(ワン・タオ)氏は、「このシステム全体は異常気象が設備性能に及ぼす影響を検証し、太陽光・太陽熱設備の選定・設計を最適化できる。これは極端な屋外環境における『試験場』を構築したようなものであり、各種発電設備が多様な天候や季節の検証を受けることを可能にするものだ」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)