2021年に設立された上海時的科技は、垂直離着陸可能で時速320キロメートルの純電動航空機の開発・生産に取り組み、今は最終的な耐空性審査を受けており、来年から商用運航する見通しです。
この純電動航空機は固定翼を持ち、六つのローターがあり、特に後部にある四つのローターは90度回転飛行することができます。
また、充電口は電気自動車(EV)と統一されており、EVの充電スタンドで充電できます。バッテリーが20%から85%に充電されるまでの所要時間はわずか20分です。
機体は炭素繊維で製造されており、非常に軽いですが、強度は同サイズの航空用アルミニウム合金に劣りません。同社の責任者によると、商用運航されてから、1キロメートル当たり1人3~4元(60~80円程度)の運賃がかかるとのことです。
先日、同社はアラブ首長国連邦(UAE)の企業と10億ドル、350機の受注契約を結びました。(提供/CRI)