23日に開かれた「2025中国演算能力大会」のメインフォーラムで、国家スーパーコンピューティング太原センター、国家サイバーセキュリティー拠点(武漢)演算能力センター、青島「海の心」AIコンピューティングセンターなど、7都市の演算能力センターが正式に国家スーパーコンピューティングインターネットに接続したことが分かった。これにより、接続された基幹ノード型演算能力センターは30カ所を突破し、コンソーシアムのメンバー数も200社を超えた。

科技日報が伝えた。

国家高性能コンピューター工学技術研究センターの曹振南(ツァオ・ジェンナン)副センター長は接続式で、「全国一体化演算能力ネットワークの構築の重点は、デジタルインフラの展開段階から、整備と利用を同等に重視し、利用による整備促進へと移行している」と述べた。

データによると、スーパーコンピューティングインターネットプラットフォームはこれまでに64万8000の各種ユーザーにサービスを提供。全国30カ所のスーパーコンピューティングセンターやスマート演算能力センターを結び、CPUやGPUを基盤とした演算能力サービス、アプリケーションソフトウェア、オープンソースの大規模言語モデルなど7種類のサービスを提供している。現在、プラットフォームが重点的に推進している7つの主要標準のうち、5つが正式に発表され、2つが意見公募の段階に入っている。特筆すべきは、国産の演算能力資源がプラットフォーム全体の95%以上を占めている点だ。

工業・情報化部が5月に発表した「演算能力相互接続行動計画」では、2026年までに比較的完全な演算能力相互接続の標準・識別・ルールの体系を構築し、28年までに全国の公共演算能力の標準化された相互接続をほぼ実現。さらにスマート感知・リアルタイム発見・オンデマンド取得が可能な演算能力インターネットの形成を目指すとしている。曹氏は、「国家スーパーコンピューティングインターネットプラットフォームは、この目標を実現するための重要な実践の場として、技術の先進性、モデルの革新性、質の高いサービス、エコシステムの充実性を備えた体系的なイノベーション展開を加速させている」と語った。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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