2025年9月1日、韓国・ソウル新聞によると、ソウル龍山区にある世界平和統一家庭連合、いわゆる統一教会の建物の屋上に描かれた模様について「旭日旗が連想されて不快だ」との苦情が寄せられ、所轄の龍山区庁が是正を求めている。

記事によると、龍山区庁は「区民から寄せられた声を統一教会側に伝え、当該模様を見えなくする措置を取るよう協力を求めた」と説明した。

苦情は相次いで寄せられており、龍山区庁は文書や電話で是正を求めているが、統一教会側から返答はないという。

統一教会側は過去にこの模様について「1960年代から使用してきた」「すべては授受の因縁でもって造られている。宇宙が人間の住む太陽系の太陽を中心に構成されているように、天宙が神を中心に成り立っていることを象徴している」などと説明している。

一方、龍山区庁は「旭日旗を連想させる模様が外部に大々的に露出しているのは、国民感情にそぐわない」との立場を示している。ただし、統一教会側が対応を拒否した場合、強制的に撤去したり、過料を科したりする法的根拠はないという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「こんなに堂々と旭日旗を…」「韓国国民が旭日旗に対して敏感であることは分かっているはず」「こんなに大きく描いているなら意図的だ」「旭日旗を連想させる模様ではなく、まさに旭日旗だよ」「日本を賛美するなら日本に行って暮らせばいい」「日本に追放せよ」「われわれは今からでも親日派の清算を始めるべき」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)

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