寧夏回族自治区銀川市で8月31日に開かれた第7回中国-アラブ諸国博覧会の第6回シリーズ記者会見で、同博覧会において合意した業務提携は331件、実施の意向が表明されたプロジェクトの投資額は合わせて1077億5000万元(約2兆2088億円)に達したことが明らかになった。うち、10億元(約205億円)以上のプロジェクトが28件あり、総投資額は785億7000万元(約1兆6105億円)と全体の72.9%を占めた。

銀川市で8月28日から31日まで開催された同博覧会において、中国とサウジアラビア、アラブ首長国連邦、クウェート、エジプトなどと実施することで合意に達した国際提携プロジェクトは86件で、全体の43.1%を占める464億7000万元(約9526億3500万円)を投資する意向が示された。また、「一度の委託、一回のオーダー、一基のコンテナ、一度の決済」を特徴とした「ワンオーダー制」による、国際複合一貫コールドチェーン輸送「レール・アンド・シー」を活用して、中国から初めて濃縮ミルクプロテインがバーレーンやエジプトに輸出された。このように中東や南アフリカに直接輸出される寧夏回族自治区の野菜やスイカ、リンゴ、パプリカ、ナツメといった農業特産品がますます増えている。

今回の博覧会はプロジェクトの履行率と資金到達率を高めることを目標にしており、実施の意向が表明されたプロジェクトの数は194件、投資額は合わせて723億4000万元(約1兆4830億円)に達した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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