7月28日に発生した熊本地震で、イオンモール熊本の爆発に巻き込まれて死亡した女性が、一度建物から避難したものの店長の指示で戻っていたことが中国でも報じられ、話題になっている。
報道によると、イオンモール熊本で起きた爆発事故で死亡した7人のうち、コスメ店で働いていた大竹玖瑠美さん(22)は、地震後に一度避難したものの店側から売上金を金庫に入れるよう指示され、ほかの従業員と共に店に戻ろうとしたところ爆発に巻き込まれた。
店の運営会社は、地震発生後に上司が大竹さんと別の同僚に売上金を金庫に入れるよう指示していたことを認め、遺族に謝罪した。大竹さんの母親は「(謝罪されても)娘は帰ってこない」と述べ、会社の刑事責任を問うことも検討している。
中国メディアの湖北日報などがこれを伝えると、中国のネットユーザーからは「なんということだ」「かわいそう」「避難したのに戻るとか、私なら絶対できない」「命より大事なことなんてあるのか?」「それっぽっちのお金のために命をかけさせる必要があったのか」「天災は避けられても、人災は避けられなかった」「日本企業は人(従業員)本位じゃなかったのか?」といった声が上がった。
また、「時には指示を聞きすぎるのも良くない。天災の時はまず命を守ることが重要だよ」「命がかかっている時にはやっぱり自分で判断した方がいいんだな」といった声や、「中国ではあり得ない。なぜならみんな電子決済だから」「日本人は現金にこだわりすぎ」「だから電子決済を使った方がいいんだよ」といった声も散見された。
このほか、あるユーザーは「こういうことは日本でしか起きない。他国でマグニチュード(M)7クラスの地震が起きたら多くの建物は倒壊して、誰も戻ろうなんて思わない。日本だとM8以上でない限り建物はあまり倒壊しない(から戻るという発想が生まれた)。ただ、今回は爆発が起きてしまった」と投稿した。(翻訳・編集/北田)











