資源相場の上昇が相場を支える流れ。
中国の政策に対する期待感も高まる状況。中国の景気懸念がくすぶる中、当局が経済対策を強めるとの見方も広がっている。取引時間中に公表された8月の中国貿易統計では、米ドル建ての輸出入が前月を上回る伸びを示したものの、市場予想にはとどかなかった。7月の月次経済統計に関しても、内需の弱さを示す内容が多かった。
もっとも、上値を買い進む動きはみられない。米国では10日に8月の米卸売物価指数(PPI)、11日に同月の米消費者物価指数(CPI)、中国でも9日に同月のCPIとPPIが公表される。内容を見極めたいとするスタンスも買い手控え要因として意識された。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、非鉄・石油の上げが目立つ。江西銅業(600362/SH)が5.5%高、洛陽モリブデン(603993/SH)が3.1%高、中国海洋石油(600938/SH)が3.8%高、中国石油天然気(601857/SH)が2.5%高で引けた。
不動産株もしっかり。緑地HD(600606/SH)が2.3%、中華企業(600675/SH)が2.2%、保利発展控股集団(600048/SH)が1.3%、信達地産(600657/SH)が0.9%ずつ上昇した。医薬株、軍需産業株、公益株、消費株なども買われている。
半面、ハイテク株はさえない。電子部メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が3.5%、
産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)と携帯端末ODM(相手先ブランドによる設計・生産)の華勤技術(603296/SH)がそろって2.7%、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が1.9%ずつ下落した。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、プリント基板(PCB)大手の生益電子(688183/SH)が4.8%安。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は1.5%逆行安した。金融株、自動車株、空運株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.28ポイント(0.77%)高の297.48ポイント、深センB株指数が1.77ポイント(0.15%)高の1165.95ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











