中国本土の北京ダックの老舗レストラン、全聚徳が6月にも台湾南部の高雄に進出する。全聚徳幹部が22日に高雄港の歴史的建造物、香蕉棚を視察した際に明らかにした。
同社の台湾進出は初めて。

 全聚徳と高雄市河辺餐グループは2008年末に香蕉棚に拠点を設けることで契約を結んだ。すでに高雄市政府から営業ライセンスを取得しており、現在改装工事が行われている。6月にもオープンできる見通しだ。

 香蕉棚は大型観光船も停泊する3号埠頭に位置する。以前はバナナの貯蔵庫として使われていた。(編集担当:恩田有紀)

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