上野選手は14日、準決勝でキム選手と対戦した。両選手は開始直後から激しい組み手争いを展開していたが、上野選手はその際、キム選手から右フックなどを含め、顔面に複数回パンチを受けたという。
全日本柔道連盟(全柔連)の上村春樹会長は、国際柔道連盟(IJF)に対し、上野選手がキム選手から殴られたとされる場面をビデオ編集して提出すると伝え、金選手による試合中の行為を問題提起し、悪質な行為に対する注意をうながす方針を示した。
騰訊体育では、柔道の試合でビデオによる不服を訴える例は少ないと紹介。同報道に対する読者らの反応では、露骨な「日本人たたき」を除き、「殴るのは良くない」、「わざと反則するのはやめさせるべきだ」などの良識ある意見も見られた。(編集担当:金田知子)
【関連記事・情報】
・ア大会柔道14日、小野と上野が金、高松は銅(2010/11/14)
・自転車競技で7人が転倒、日本人選手ら重傷―アジア大会(2010/11/16)
・アジア大会サッカー中韓戦、中国チーム「負け戦」観客ら途中退場(2010/11/16)
・日本卓球女子、団体戦で4強ならず…「愛ちゃん悔し涙」=中国(2010/11/15)
・アジア大会、柔道で韓国が金連発「もはや柔道の日本ではない」―韓国メディア(2010/11/15)