晩餐会で出された料理の中には、サンマに似た魚の卵がのせられた寿司(すし)があり、韓国メディアは「韓国料理と言えなくもないが、日本の寿司と呼ぶほうがふさわしい」と指摘。さらに、メニュー表では「ダイコン」と日本語発音で表記されていたほか、メーン料理のステーキも「ワギュウ」、添えられた野菜も「カボチャ」と日本名称で記されていた。
韓国メディアは「これを見た韓国側は良い気持ちがしなかったはずだ。とくに『韓国料理の世界化』推進に心血を注いでいる韓国大統領の金潤玉婦人は不満だっただろう」とし、ホワイトハウスの「重大なミス」と主張した。
韓国メディアの批判に対し、中国ネットユーザーの多くは、韓国の反応は敏感すぎると非難している。あるユーザーは「韓国料理に特別なものがあっただろうか。韓国焼き肉も米国にはないだろう」とし、また別のユーザーは「一体どのような料理を出せばよかったのだ。食卓全部をキムチにしたらよかったのか」と皮肉を込めて述べている。
また「招待されているのだから細かいことを言うな。いちいちけちをつける韓国的なやり方だ」という声や「日本料理で招待してもらえるなんてすごいことだ」、「ご主人さまから出されたものは何でも食べる。自分の身分をわきまえよう」というコメントもあった。(編集担当:及川源十郎)
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