栃木県今市市(現・日光市)の女児殺害事件で逮捕された勝又拓哉容疑者(32)は台湾出身で、小学生のころ、日本人男性と再婚した台湾人の母親と共に日本で暮らすようになり、2009年に日本国籍を取得していた。来日当初は日本語がうまく話せず、周囲に馴染めない様子だったという。


 このニュースは台湾でもメディアが続々と報じ、注目が高まっている。現地紙・蘋果日報が4日、電子版で報じた容疑者逮捕のニュースには、現地のインターネットユーザーたちが容疑者に猛烈な非難の声を浴びせている。

「台湾の恥だ!」
「日本で死刑執行を。台湾の死刑制度は甘すぎて、こういう事件にはそぐわない」
「また台湾人のイメージが悪くなる」

 といったものだ。

 ただ一方では、日本の生活になかなか適応できなかったという環境の影響が大きいのでは、と指摘する声も上がっていた。

 親日家が多く、日本の情報が多く入ってくるだけに、この事件のニュースは衝撃をもって台湾の人々に伝わっているようだ。(編集担当:古川弥生)


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