記事は、「飛行機に乗る時、特に国際線であれば2、3時間前には空港に着いておくべきだ。なぜなら保安検査で長い時間待たされるうえに出国審査も待っているからだ。効率の悪い係官の列に並んでしまったら、のろのろと前に進むしかない。しかし、日本のパナソニックが近ごろ、顔の識別技術を取り入れて出入国手続きを簡素化するシステムを発表した」と伝えた。
そして、空港での顔認証システムが今年10月には既に羽田空港で導入されており、来年には成田空港、関西国際空港や中部国際空港、福岡空港でも採用される予定であると紹介。パスポートを認証機器の上に置くと同時に、自分の顔を機器の鏡に映せば手続きが完了すると説明している。また、このシステムには同社が持つ写真矯正技術なども駆使されており、加齢や化粧、髪型の変化があってもちゃんと認証できるようになっているとした。
記事は、顔認証による出入国審査の対象が日本のパスポートを持つ人に限られることを伝えたうえで「2020年の東京五輪開催に伴い、訪日外国人が大きく増えることが見込まれている。そこで本国人の出入国手続きを簡素化して、大挙してやってくる外国人の入国審査により多くの時間を使おうというのが狙いだ」と説明。そして最後に「国外で整形手術を受けてきた人は、あまり派手に整形をしてしまうと機器が識別されず、入国を拒否されるなどということがあるかもしれない」と冗談交じりに伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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